木々が色付いてきたなぁとおもったら
雨…ですね
先日、安全農産供給センターに”おとうふ揚げ”や”お好み揚げ”などの練り製品を納品して下さっている
「高橋徳治商店」の高橋英雄社長じきじきの学習会があり参加させて頂きました。
今週の安全農産センターニュースに赤池専従が書かれていたのを読まれた方も多いと思いますが
私が感じた事を書かせて頂きます。
事前に上田専従から渡された学習会用の資料は
高橋社長が妊娠した娘さんに送った「子供のための食事・生活」「食事の事での禁止・注意点」がびっしり書かれた
A4サイズ2枚と少しの添加物についての注意するべき手紙でした。
その資料には、○○は食べないように、○○には注意、○○は買わないように…と
食べ物から洗剤、化粧品、そして衣料品にいたるまで、色んな禁止事項が書かれていて
現在の日本で何も考えないで生活していたら、食べるものないやん
!!と言いたくなる内容でした。
普段から、安全農産の供給品を購入し、あんまり添加物を取らないように気をつけていますが
その資料を読んで
「添加物ってそんなに悪いの?」
「いったい、添加物ってなんなんやろ?」
「体に悪いから、添加物はNO!ダメ!」ってなんか違う気がする…
なんやろなぁこの違和感、そんなにあかんのかな?と少し心の中で疑問を持ちながら学習会に参加しました。
そんな気持ちで参加した勉強会…
高橋徳治商店が大手の下請けをして添加物を使用し練り物を作っていたころの話から
魚を取り巻く環境、なぜ練り物屋さんが添加物を使うのか、
どんな添加物がどれだけ入っているのか
いろんな工場を見学したり、海外の現場を見てきたリアルな話、
どんな魚が日本の練り物の材料として輸入れているのか…
大手スーパーから指導される消費者を欺く手口
3.11の震災で被災された時の事、そしてその後から今まで…
約2時間の学習会、内容が濃すぎて書ききれません…
色んな気付きがあり、学習会に参加できなかった方に伝えたいことがたくさんあるのですが
その中で私が一番に感じたことは、学習会に参加する前に感じていた疑問の答えでした。
それは、添加物は体に悪いから食べてはダメ!ではなく、
添加物が入ってる商品の作り手は経済的な視点からしか商品を作っていないから
その商品には作り手の心がなく、
添加物の入っている食べもので心からHAPPYになれる人は居ない
だから、添加物入りの食べ物はダメなんだ!という事です。
安いものを求める消費者、他社に勝つために薄利多売をする大手スーパー
安いものを作るために添加物だらけのものを作らざるを得ない業者…
安いものを買えてラッキーと思っている消費者の手には添加物だらけの商品…
高橋社長は
「どこかで誰かが泣いてる、困っている、辛い思いをしているそれを想像する力が必要!!」
とおっしゃっていました。
体に悪いからダメなんじゃなくて(もちろん体には良くないと思います)
食べる人の事も、素材の事も考えない、
人とのつながりを断ち切るものになってしまうからあかんのやなぁと思いました。
経済の視点ではなく、心の視点で見ることの大切さを改めて考えさせられました。
良い素材に魂を込めて、その素材を生かした商品を心を込めて作ってくれている会社の商品を
その商品に携わる人みんながHAPPYになれる商品を選んで、
そして自分の手に届くまでの事を想像して買うことがほんまに大切やなぁと
持っていた違和感がとけました。
高橋社長が勉強会の最後に
「マディに(真手に)」という言葉を教えてくれました。
真手に(マディに)、心をこめて、相手のことを考えて、丁寧に生きていこう!!
このような気持ちがこめられた言葉だそうです。
3.11の震災で工場が津波にのみこまれ、新工場を再スタートし今に至るまで
私達の想像をはるかに超えるご苦労があったことを感じました。
私が今回の学習会で心に残った、高橋英雄社長の言葉
「良い素材に魂をこめて、心に届くものをみんなで作る」
「大事に食べるとは、大事に生きる事」
「人にとって必要な自分になろう」
「食べ物はは栄養だけでなく、食卓を家族で囲むことが大切」
「何もかも無くしたことで、見える事がある」
そして高橋社長からのお願い
「1日少しでいいから自分と向き合う時間を作って下さい」
添加物からいろんな気付きを頂いた、高橋英雄社長の熱い学習会
参加させて頂きほんとによかったです。
ユーモアを混ぜながら、たくさんいじっていただき
高橋社長ありがとうございました!!
ふじこ
おまけの写真
学習会終了後、学習会で利用した
スーパーで売られている特売のおでんセットやマ○ドのフィレオフィッシュバーガーを囲んで
興味津々に話をする専従職員達
株式会社 安全農産供給センター
〒611-0041 京都府宇治市槇島町目川118-7
TEL:0774-22-4634 FAX:0774-24-9512
E-mail :
nousan@peace.ocn.ne.jp
HP:
http://anzennousan.com/index.html