秋キュウリ復活!
- 2021.09.12 Sunday
- 08:09
谷口光里さんの有機栽培キュウリが入ってきました。コースによりますが、パック野菜に2〜3本入っています。ピカピカしてとても綺麗です。
谷口光里さん?それ誰?と思われるかもしれませんが、南丹日吉のベテラン生産者・谷口成生さんの娘さんです。トウモロコシ、栗など、これまでセンターでの供給が途絶えていた品目に果敢にチャレンジしてくれています。味も素晴らしく今後に期待の新星です。
谷口光里さんの有機栽培キュウリが入ってきました。コースによりますが、パック野菜に2〜3本入っています。ピカピカしてとても綺麗です。
谷口光里さん?それ誰?と思われるかもしれませんが、南丹日吉のベテラン生産者・谷口成生さんの娘さんです。トウモロコシ、栗など、これまでセンターでの供給が途絶えていた品目に果敢にチャレンジしてくれています。味も素晴らしく今後に期待の新星です。
夏野菜に新風が吹きました。新鋭の生産者、谷口光里さんのトウモロコシ。ジューシーで甘みが強い。かじるとプシッ!と音を立てて実の水分がほとばしります。
続くはお父上の谷口成生さんのナス。弾力感が段違いに良くて、油料理にするとよく染み通ります。
会で毎週月曜にお手伝い(援農と言います)をしている、橋本浩ニさんのトマト。中に入っている紙はまだ博さんのですが(笑)
桂川と由良川の源を擁する、京都の分水嶺こと丹波町の生産者の黒澤さん。他の生産者のものに比べて小ぶりなズッキーニです。
梅雨があければ真夏の太陽
ソメイヨシノのつぼみも膨らんできた、本格的な春間近のパックです。
(あっ、左右まちがえた!)
(右)ミニパック野菜(8品)
春大根、ほうれん草、小松菜、小カブ、高菜、ネギ、原木生椎茸、ルッコラ
(左)パック野菜(11種12品)
春大根、春キャベツ、ほうれん草、小松菜、水菜、わさび菜、菜の花、葉ニンニク、ルッコラ、ネギ、ネギ、原木生椎茸
パックの方のネギは2人の生産者から一つずつ入りました。食べ比べてみてください。
パック野菜とミニパック野菜、この枠組みは今週でおしまい。
来週からは二つが統合され、新生パック野菜となります。
これまでのミニパックに1,2品増えるぐらいのボリュームになるとか。
今、消費者会員の皆さまに、新しく登録し直しをお願いしています。
いろいろご無理を言い、ご迷惑をおかけしていることと存じます。
大変申し訳ございません。
なにとぞよろしくお願いいたします。
さて、ほぼ毎週欠かさずやってくる小松菜ですが、皆さんどうやって召し上がっていますか?
これという特徴がないのでどうしていいかわからない、いつもおひたしとかいう方も多いのでは。
小松菜ほどうまい青菜はないぞぐらいの勢いで、私は好きなんですけれど。
「ファーマーズ☆メッセージ」にも生でかじる話が出ていましたが、生食がうまいんですよ。
サラダはもちろん、他のものと炒めるときでも、最後に小松菜を入れたらすぐに火を止めるぐらいでおいしいと思っています。
今日はそんな小松菜でパスタはいかが。
小松菜の酒粕ホワイトソースパスタ(ベジ)
【材料】小松菜、薄揚げ、土生姜、好みのパスタ、醤油、酒粕、白味噌、豆乳、塩
【作り方】
1.小松菜はざく切りに、土生姜はみじん切りに、薄揚げは刻む。酒粕を豆乳でふやかしておく。パスタを茹でる。
2.鍋にオリーブオイルを熱し、土生姜と薄揚げを入れて醤油を回しかけ、薄揚げがかりっとするまで炒め、取り出しておく。
3.鍋に酒粕と白味噌と豆乳を入れて温める。とろりとしたら火を止めて塩で味を調える。小松菜を加え、余熱でしんなりさせる。
4.茹でたパスタに3のソースをからめて器に盛り、2の薄揚げを載せる。
酒粕ホワイトソースはおしゃれな味です。ちょっとチーズみたいな風味になるのがおもしろいですよ。
パスタじゃなくてじゃがいもでもおいしいです。
ベジでない方は、薄揚げの代わりにソーセージとかでもいいですね。
こちらは試作の1回目。右の写真のへぼいパスタは手打ちです。
地粉(国産小麦粉)300gに塩小さじ1と水90-110cc(季節によって調節)で練り上げています。
材料全部ざっと混ぜて水分を全体に行き渡らせたら20分ほど休ませ、まとめます。
この生地は餃子の皮にもなるしピザ台にもキッシュ台にもなるし、3日ほど寝かせば勝手に発酵してパンにもなるという優れもの。
ところで、この元気いっぱいの有機野菜たちに私が触れられるのも、今日限り。
げんころによるパック野菜シリーズ、3月末の雇用契約満了に伴い、今回でひとまず最終回となりました。
あと誰がやってくれるのかなあ。いい人が引き継いでくれたらいいなあ。
注文トピックスもセンターニュースも担当してきまして、皆さんにはまだまだお伝えしたいことが他にもいっぱいあったので、心残りです。
余裕があれば、あと1回ぐらいはブログ更新できるかも?(無理かな……)
広報系が全般に滞るかもしれませんが、そんなときは安全農産供給センターに「しっかりやれ!」と声を届けて、叱咤激励してやってください。
いろいろとアカンタレなセンターですが、甘やかさずにビシビシご意見を届けていただけると助かります。
一緒に汗をかいてやろうというお申し出はさらに歓迎します。
これからもセンターを、どうかどうか、くれぐれもよろしくお願いいたします。
(げんころ)
JUGEMテーマ:野菜で健康生活
今週のパック野菜もなかなかいいぞ。サラダ、白和え、炒め物、煮物、いろいろ展開できそうです。
(左)ミニパック野菜(7品)
春大根、ほうれん草、高菜、ワサビ菜、ルッコラ、ネギ、原木生椎茸
(右)パック野菜(11品)
春大根、白菜S、ブロッコリーL、小松菜、菜の花、ほうれん草、高菜、ワサビ菜、白ネギ、ネギ、原木生椎茸
わさび菜、私は好きなんですよね。ぴりっとした刺激がおいしい。
この辛さが苦手という方や子どもさんには、色が変わる程度にさっと蒸してください。辛みが抜けるので食べやすくなります。お好みのドレッシングで温野菜サラダに。
生育旺盛で虫にも強くて育てやすいし、交雑しにくくて種取りできるので、家庭菜園にもおすすめです。
さて、この週末はやけに冷えるし温かいものが食べたい。
パックにねぎが続くから、おうちラーメンなんてどうでしょう。
ねぎと海草の塩ラーメン(ベジ)
【材料】中華めん、ねぎ、海草、きのこ、薄揚げ、にんにく、生姜、ごま油、醤油、塩、酒、白こしょう
【作り方】
1.中華めんは茹でておく。
2.みじん切りのにんにくと生姜をごま油で炒め、香りが出たら斜め切りのねぎとほぐしたきのこと薄揚げを加えて醤油を回しかけ、さらに炒める。
3.2に水とたっぷりの海草と刻んだ薄揚げを加えて一煮立ちさせ、塩、酒、白こしょうで味を調える。
4.茹でた麺に丼に盛って、3をかけて出来上がり。
海草ときのこから旨味が出るので出汁いらずです。
海草は手軽にわかめか、意外なところで焼き海苔もおすすめです。巻き寿司の使い残りを一人ぶん1枚をびりびり破って入れてください。
節約あっさり系ですので、ラーメンはこってりじゃないと許せねえ!という方は、ねぎを炒めるときにお好きなお肉とあみえびなどを加え、スープにもかつおぶし粉とか入れるといいです。
お好みで、最後にすりごまを加えたり、ラー油を垂らしても。
中華めんには桜井の有機らーめん(スープなし)とか館製麺所のたまご麺とかがいいですが、なかったら、うどんやスパゲティなどを茹でる際に重曹を入れると、あら不思議、中華めんになります。
これはもともと乾のきしめん。中華めんらしく黄色くぷりっとしました。
冷え込んでいますので、あったかいラーメンではふはふ温まってください。
ところで、金曜日、通勤ルートのこぶしが最高潮でした。
あまりの美しさに涙が出るほど。
もうセンター出勤するのやめて、一日中ここで見ていようかと思いました。
週明けにはかなり散ってしまっているだろうな。
この“あはれ”な感覚も、日本人的な季節の愉しみですね。
日常の忙しさに流されず、早春のはかなさを存分に味わいたいものです。
(げんころ)
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今週も充実のパックです。
(左)ミニパック野菜(8品)
春大根、ブロッコリーL、原木生椎茸、ほうれん草、菜の花、ネギ、キャベツM、小松菜
(右)パック野菜(13品)
春大根、キャベツ、小カブ、ブロッコリーL、白ネギ、原木生椎茸、高菜、小松菜、ほうれん草、水菜、ルッコラ、ネギ、菜の花
今回のほうれん草はにょーんと背が高くて、きっと温かくなって一気に伸びたんだろうな、なんてことを想像しながら宅配の箱に詰めるのが楽しいのです。
今ごろに届くキャベツは昨年の夏に播種して冬から早春にかけて採れる冬キャベツ。
あとひと月ほど待つと、秋に播種した春キャベツが届きますよ。
こちらはお任せ3品の「葉物セット」。この日は小松菜、ほうれん草、水菜でした。
↓
私はこういう「何かがいろいろ届く」というのが大好きです。
「おまかせ鮮魚パック」とか。
時には「ええーっ、こんなん来ちゃったよー!」とか叫びながら、なんとか工夫する創造性が好き。
達成感とか自己満足感・自己肯定感とかすごいから。
人生を豊かにするエッセンス、のように思っているのですが、お料理の好きじゃない方は嫌なのかしら。
さて、今週のピックアップは原木生椎茸。
網焼きして春大根のおろしをのせて七味をふってぽん酢でいただくのが一番だと思いますが、それじゃ芸がないのでファルシにしてみました。
おからローフの椎茸詰め(ファルシ)
【材料】(2人分)
椎茸2個、おから半カップ、片栗粉小さじ1、玉ねぎ1/8個、
塩ふたつまみ、からし・黒こしょう・あればセージ各適量
【作り方】
1.椎茸は軸を外し、軸はみじん切りに。玉ねぎもみじん切りに。
2.おから、片栗粉、玉ねぎ、椎茸の軸、調味料類を混ぜる。まとまる量まで水を少しずつ加える。
3.ひっくり返した椎茸の上に2をのせてしっかり貼り付ける。
4.熱したフライパンに椎茸を並べ、強火で少し焦げ目をつけてから水を加えて蒸し焼きにする。
お好みで刻みねぎと、柑橘をしぼったものか、ぽん酢か醤油をかけてどうぞ。
おからでなくても豆腐でもいいし、ベジでない方はもちろんひき肉でもOKでございます。
分量は適当でいいですよ。私もめっちゃ適当なのを思い出しながら書いてるだけなんで。
通勤ルートの街路樹がこぶしであるのに気づきました。
梅も、沈丁花も咲いています。
農作業をされている方は2月初旬には春を感じていると思いますが、ここまで来ると都会人にもはっきりわかりますね。
いや、桜が咲くまで春じゃないという方もいるかもですけど。
私はこの季節が一番好きです。早春をお楽しみください。
(げんころ)
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今週のパックもバリエーション豊かでした。
(左)ミニパック野菜(9品)
金時人参(500g)、春大根、小カブ、ブロッコリーM、原木生椎茸、ホウレン草、小松菜、ネギ、ルッコラ
(右)パック野菜(13品)
金時人参(500g)、白菜S、春大根、ブロッコリーL、原木生椎茸、しろ菜、小松菜、ホウレン草、水菜、菊菜、ネギ、ルッコラ、高菜
レギュラーの方、ちょっと高すぎる……?
どうなんだろう。食べてくださっている方、ご意見お寄せくださいね。
この翌日は立派なカリフラワーが入ったそうです。いいなあ。
カリフラワーはブロッコリーとは違って、大きいのを採ってしまうとそれきりで、わき芽から新しい小玉がどんどんできるってことがないのですよね。
生産効率がよくないのに、作ってくださってありがとうございます。
レギュラー、ミニ、どちらも金時人参が入りました。
「今ごろ!?」って、思いました?
お正月のものという印象が強いですよね。
だけど普通の西洋人参と採れる時季は同じなので、今とれたっておかしくはありません。
西洋人参よりも甘味が強く、煮るとやわらかく、なんといっても鮮やかな紅色。
なますが私の一番のお気に入りですが、もちろん和風の煮物に最適。
今の季節なら、梅の花形で抜くとお子さんが喜びます。
甘さを活かして、グラッセやポタージュなどの洋風料理もおすすめ。
千切りにして塩と酢とオリーブオイル、粒マスタード、レーズンと合わせたキャロット・ラペはフレンチのおいしいサラダ。
ここではちょっと目先を変えて、インドで人気のデザートをご紹介。
インドの人参は紅色と甘味が強いそうなので、きっと金時と似ているはず。
ガジャル・ハルワ
ガジャルは人参、ハルワは砂糖とバターと牛乳で煮詰めたものを意味します。
定番レシピの紹介の前に、ナチュラル派のためのヘルシーレシピ。
ガジャル・ハルワ(ビーガン)
【材料】(1〜2人分)
人参100g(大1/2本)、塩ひとつまみ、豆乳1カップ、菜種油小さじ1、オリーブ油少々、ナッツ少々、
レーズン大さじに軽く盛って1、カルダモンパウダー(またはオールスパイスかシナモン)少々
【作り方】
1.厚手の鍋にオリーブオイルを熱して、砕いた好みのナッツを炒める。火を止めてナッツを取り出しておく。
2.人参はおろし器かスライサーでおろすか千切りにする。1の鍋に入れて塩を加え混ぜ、数分おく。
3.豆乳と菜種油とレーズンを加えて火をつけ、ときどき混ぜながら水分が少なくなるまで煮る。
4.カルダモンをふってさらに炒め、ぽってりしたら火から下ろす。
5.器に盛って1のナッツを飾る。
塩がじんわりと人参の甘味を引き出してくれます。
素材の甘味がしみじみおいしいのですが、物足りないと感じるようなら蜂蜜を加えてもいいですね。
そして、こちらが定番のレシピ。
出典はミラ・メータさんの「はじめてのインド料理」(1996年、文化出版局)です。
ガジャル・ハルワ(本場)
【材料】(4人分)
人参500g、牛乳700ml、カルダモン2粒、砂糖カップ半分、バター(またはギー)大さじ3、
レーズン大さじ山盛り1、アーモンドスライス大さじ3(飾り用に少し取り分ける)、
銀箔(あれば)少々
【作り方】
1.人参は皮をむいて千切り用のスライサーでおろす。カルダモンは種を取りだしてすりつぶす。
2.厚手の鍋に牛乳を沸かし、人参を入れて煮る。
3.ときどき混ぜながら弱火で約1時間煮て、牛乳が少なくなったら、カルダモン、砂糖、バターの半量、レーズン、アーモンドスライスを加えて混ぜる。
4.残りのバターを加えて、つやが出るまで弱火で混ぜる。器に盛って、取り分けておいたアーモンドスライスと銀箔を飾る。
こちらはボリュームがあって満足感も強い。
けど、そのぶん身体への負担は大きいので、少量を楽しむのがおすすめ。
(私なら8人分ぐらいに分けます)。
βカロテンも多いけどそれよりリコピンが豊富な金時人参。抗酸化力ばっちり。
季節外れなんて言わないで、ファンになっていただけるとうれしいです。
(げんころ)
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ほどよいサイズ感に落ち着いています。
これぐらいのボリュームなら、届けられる側としても納得できるのでは。
(左)ミニパック野菜(5品)
春大根、小カブ、ホウレン草、小松菜、原木生椎茸
(右)パック野菜(11品)
ゴボウ(500g)、春大根、キャベツM、小カブ、白ネギ、小松菜、ホウレン草、山東菜、水菜、菊菜、原木生椎茸
バリエーションも豊かで、うれしい感じ。
まあそう言っているうちに、菜っ葉はどんどん花が咲いていって、端境期に突入するんでしょうね。
毎週こうやって観察していると、農家の皆さんの腕の見せ所みたいなのが見えて、わくわくします。
太いネギがおいしそう。
これでシンプルな春巻きを作ります。
ねぎ味噌焼き春巻き
【材料】ねぎ、味噌、春巻きの皮
【作り方】
1.ねぎをみじん切りにする。白ネギでも青ネギでも、白ネギの青いところでも、なんでもOK。
2.そこに味噌を混ぜ入れる。春巻きの皮に包んで、巻き終わりを下にして熱したフライパンで焼く。
簡単すぎる。なのにウマい。
焼く時は、よく熱したフライパンなら油を敷かなくても大丈夫。
香りづけに、焼き上がってからごま油をふるとおいしさが際立ちます。
ボリュームがほしい方は、揚げてくださいな。
みじん切りの手間を省いて、ぶつ切りに味噌を塗るだけでもじっくり焼けば大丈夫。
春巻きの皮がなければ餃子の皮でも。
それもなければ、小麦粉に塩を入れて練ったものをのばしても。
それも面倒なら、クレープみたいなのを焼いて包んでも。
いやいっそ、そのまんまご飯にのせても…… もう春巻きちゃうやんけ。
全国有機農業の集いが終わって、料理をする時間がやっとできました。
健康で文化的な最低限度の生活が戻ってきて、よかった。
(げんころ)
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