この後のパック野菜、初夏編

  • 2021.05.02 Sunday
  • 15:25

緊急事態宣言とやらも何のその、畑のものはウィルス騒ぎをよそにスクスク成長しています。サラダ菜の波が続いて、昨日のコースではひるんだ方もおられましたが、すぐに豆のシーズンに入ります。


収穫に手間のかかる豆は、稲作で忙しいこの時期、生産者からは敬遠され次第に作付けが減りつつあります。


現在、豆のシェアはほとんど、会のコルホーズならぬ「この指とまれ農場」頼み。

ようやくキヌサヤ程度にまでサヤが膨らんで来ました。詳しくは以下のリンクをご覧ください。

https://ameblo.jp/hideton501/entry-12671281051.html

自給卵からひよこが生まれた!2

  • 2021.04.25 Sunday
  • 22:32

JUGEMテーマ:オーガニック農産物

 

伊賀の「この指とまれ農場」から某専従職員によって、精華町のノブ君のもとにお輿入れ?」された自給卵。

 

その卵から三度目の正直にして、可愛いひよこの「コウちゃん」が生まれたのは既報のとおり。

 

今回はそのコウちゃんの成長度合いをお届けしましょう。

 

K家の愛情を一身にまとってスクスクと育ち、マイホームまで与えられたりという厚遇ぶり。

誕生から2週間を経過し、ふんわりした姿から、写真のとおり精悍な顔立ちになり、鳥類のそれに近づきました。


段ボールの中にもみ殻を敷き詰めたコウちゃんの家

 

羽根も固く、しっかりしたものに成長し、移動手段に「飛ぶ」ということを覚え、すばしっこくなりました。

Kさんの家庭菜園でとれた白菜についている、チョウの卵を嬉しそうについばむようになり、動物性たんぱく質の味を覚えたようです。

草はもちろんタオルの毛玉までついばむ

 

話は変わりますが、映画「ジュラシックパーク」に出てくる、肉食恐竜のラプトルの子孫は鳥類に昇華したという説がある。

すらりと伸びたコウちゃんの脚を見ると、さもありなんと思ってしまいました。

 

そのうち巨大化したらどうしよう(笑)

 

そろそろ性別が分かる頃なので判明次第、またアップしますね

2018 伊賀・「この指とまれ農場」イベント

  • 2018.04.06 Friday
  • 20:02

今年もやってきましたこの企画!拝啓、廃鶏さま!

自給鶏さん、今まで おいしい卵を産んでくれてありがとう。

鶏さばき & 窯焼きピザとBBQの会

 今年さばく鶏は 昨年に続き自給卵を産んでくれた 「自給鶏」です。すべて地域産の自給飼料(くず米+米ぬか他)で育てた、緑餌(野草・野菜くず)をいっぱい食べた鶏のお肉はひと味違う!命丸ごと 最後まで感謝していただきます。お子様連れ参加 大歓迎!

JUGEMテーマ:食生活

 

2018年 6月10日(日曜日) 10:00集合 〜14:30 解散

この指とまれ農場(伊賀市白樫5165) 雨天決行!!

内容: 自給卵を産み終えた自給鶏の最期に感謝して、鶏さばき会を開催し、BBQしていただきます。

 

参加費: 会員外大人2.000円(当日会員入会手続きされると会員価格になります) 

会員大人1.500円  小中学生・高校生・大学生1.000円   3才以上幼児500円  2才以下無料

ここに本文を記入してください。
 

お申し込み先: 使い捨て時代を考える会 事務所(土日休み)tel 075-361-0222 fax 075-361-0251

先着30受付期間 416516

5/16の締め切りを待たず定員になりました場合は、お断りする場合があります、お許しください。お子様連れ参加 大歓迎!

毎年すぐ満員になります。お早目のお申し込みをお勧めします。

ボランティア保険をかけます、お名前年齢電話番号と、マイカーorJR木津から農場までのピックアップ送迎、どちらをご希望か、お申し込みの時にお伝えください。

今年もこの指とまれ、始動します!! 専従のつぶやき*糸数

  • 2016.05.18 Wednesday
  • 10:40
 ”専従のつぶやき” 

今年もこの指とまれ、始動します!!
ブログ用_IMG_0003.jpg
今年の春から初夏にかけての天候は、
夏日を記録した翌日にグッと冷え込むというような不安定、
では表現できない「ジェットコースター」並みに乱高下しておりました。
みなさま、お変わりないですか?

こんな不安定な気候であっても、この指農業教室は予定通りスタートしますよ!! 
昨年の農業教室は「自分たちで育てた餅米&大豆&小豆で、忘年会のお餅をおいしく食べよう!!」
というコンセプト餅米・大豆・小豆を育て、収穫し、きな粉まで作りました
(あいにく、小豆は不作であんこを作れるほど取れなかったのですが…(笑))。

で、今年のお題はズバリ
「この指の魅力をもっと知ってもらおう!!」です。
この指とまれ農場には米や野菜だけでなく、

鶏がいます。

この指ブログ用3.jpg

山羊(まいちゃんです(笑))もいます。
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中井さん&鈴木さん&藤田さんといった、魅力的なスタッフがいます。
梅干しや味噌、いろんな漬け物やお茶も作っています。

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そして近所には、これまた魅力的な生産者の方々が…。
こんな魅力たっぷりなこの指とまれ農場を、毎月手を変え品を変えして、

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色んな角度から知ってもらおうといろいろ企んでいる次第なのです(笑)。

確かに現地までの交通の便が悪いことは認めましょう。おお、そうですとも…(笑)。
ですがなんとか現地まで来て、いろいろな作業に汗を流していただければ、
「これでもか!!」と言わんばかりのこの指の魅力にやられること請け合いです。
それともう一つ、同じ釜の飯ならぬ、同じ田畑で汗を流した仲間同士での交流も楽しいですよ。

特に子供たちが仲良くなるのが早い事と言ったら…(笑)


今年は単発での参加も大歓迎しておりますので、ぜひご家族で参加していただき、
この指とまれ農場に魅了されまくってください。 

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                   【糸数】左の紺色の服

 じゃがいも株式会社 安全農産供給センターじゃがいも
〒611-0041 京都府宇治市槇島町目川118-7

TEL:0774-22-4634 FAX:0774-24-9512
 E-mail : nousan@peace.ocn.ne.jp
HP:http://anzennousan.com/index.html

命をいただくということ 専従のつぶやき*糸数

  • 2016.04.13 Wednesday
  • 10:28
”専従のつぶやき” 

「命をいただくということ ”拝啓 廃鶏様”」
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今食べているものが、生前どんな形をしていてどのように生きていたのか。
食を生産する現場と食べる現場の距離が圧倒的に開いてしまった現在、この距離を少しでも縮め、
「我々人間は他の命をいただいて生きている」という当たり前の事実に気付いてもらおうというのが、
今回この指農場で企画された「拝啓、廃鶏様」です。

 

410日当日、会場のこの指とまれ農場は60名もの参加者で賑わっておりました。
普段は数人の生産者しかいない農場にこれだけの人が集まるのは壮観です。
まずはいきなりの鶏さばきから。

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この指とまれ農場の生産者、鈴木栄さんが解説を交えながら、
ついさっきまで餌をついばみ、卵を産んでいたであろう鶏をさばいていきます。
まずは頸動脈を切った鶏を特製の容器にさかさまに入れて失血死させます。

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バタバタもがいていた鶏も、しばらくすると動かなくなります。
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次に羽をむしります。ここで参加者の登場です。
鶏をお湯に浸けて羽をむしるのですが、

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大人や子供が数人がかりでやるものですから、あっという間に鶏が鶏肉に変わります。
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そして羽をむしった鶏をコンロの火であぶって、残った産毛を焼いてしまいます。

ここで鶏(この段階ではもはやかしわと呼ぶ方が良いかと…)は再び鈴木さんの手元に戻ります。
ここからが鈴木さんの独壇場
!! 
まず鶏から手羽を切り離す。

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次に胴体だけになった鶏を解体して次々と細かい部位に分けていきます。
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キモ、砂ギモ、輸卵管、玉ひもなど…。
さっきまで生きていた鶏がみるみる間に食材へと変わっていきます。
それぞれの部位の解説にときたま冗句を交えている間も
鈴木さんは手を休めることなく鶏を解体していくのですが、その手際の良さと言ったら
!! 
さすが、これまで一万羽以上の鶏をさばいてきたと豪語するだけあります
()

 

この後はお待ちかねのBBQタイム!! 
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今さばいた鶏に加えて、野菜たっぷりの焼きそばや鶏ガラでだしを取ったみそ汁、
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それに前日から泊りがけのスタッフによる野草料理の数々…。
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ビールがないのが残念ですが()、それでも心も身体も大興奮・大満足な内容でした。
 

今日一日の体験で、参加者の意識がどれだけ変わるは分かりませんが、
それでも食べ物に対する姿勢が今までより真摯になるであろう…、そう期待させる一日でありました。

当日の参加者の皆さん、ありがとうございました。
そしてスタッフの皆さん、こんな有意義な企画をしていただいてありがとうございました。
そしてお疲れ様でした。 【糸数】


 じゃがいも株式会社 安全農産供給センターじゃがいも
〒611-0041 京都府宇治市槇島町目川118-7

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この指とまれ・餅つき・きな粉作り・あんこ作り by朴

  • 2015.12.16 Wednesday
  • 10:30
 ”専従のつぶやき”  朴さんです!!
この指とまれ・餅つき・きな粉作り・あんこ作り」
 
12/13(日)、好天に恵まれ、無事にこの指とまれの今年を締めくくる、
「餅つき&大掃除&きな粉・あんこ作り」が終了しました。

当日は大人・子ども合わせて30〜40名が参加し、今年みんなで作ったもち米を搗き、
これまた汗水たらして作った大豆を炒って、
伊賀有機農産の木下さんからお借りした石臼で挽いてきな粉にしました。

きな粉作りは誰もやったことがなくて、
最初、石臼をいくら回してもきな粉が出てこないので、
「いつになったらできるんだろ〜?」と不安な空気が漂う中、
参加者のFさんが
「最初、左に回して粗く挽いて、出てきたのを2度挽きして右に回すと細かく挽けるって聞いたけどなぁ・・・」
とのアドバイスを試してみると、見事に手際よくどんどんときな粉が出来上がってきました。

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炒りたて・挽きたてのきな粉を子どもも大人も正に「つまみ食い」してみると、
「砂糖も入ってないのに甘い!」と感動。

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苦労の甲斐もあって、貴重なきな粉がご馳走になりました。
お餅も二臼搗けて(消費者会員のMさんの旦那さんが大活躍)、皆さんお待ちかねの昼食会となりました。

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あんこはみんなで作った小豆を田頭さんが炊いて下さり、
おいしいあんころ餅ときな粉餅、大根おろしをまぶしたおろし餅、
海苔を巻いた海苔巻き餅と4種類のお餅がテーブルに並びました。
また、汁物はこの指とまれ委員会・委員長の和田さんがこの指の鶏ガラを使って味噌汁を作って下さり、
お手製の様々なキムチやぬか漬けも並び、みなさん「おいしい!」とごはんがすすみ、
お餅もあっという間になくなりました。

少し休憩をはさんで、今年の農業教室の表彰式となりました。

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今年は皆勤賞はなかったものの、12回の農作業の内、参加の多かった上位3名が精勤賞として表彰されました。
後日、この指とまれグッズなるものを詰め合わせた粗品もお贈りします。

今年もいろいろあったこの指とまれ・農業教室ですが、
一先ずこれにて終了ということで(わら細工や「拝啓・廃鶏様」などのイベントは来年に開催予定)、
みなさんお疲れさまでした!

懲りずに来年も参加して下さいね。【朴】



じゃがいも株式会社 安全農産供給センターじゃがいも
〒611-0041 京都府宇治市槇島町目川118-7

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『この指24節気/未年・立冬編』〜この指とまれ農場の四季折々の姿〜

  • 2015.12.02 Wednesday
  • 14:14
この指とまれ農場
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暦で使われる「立つ」という漢字は季節の始まりを意味しており、
今年は11月8日から立冬となり冬が始まります。
そんな暦が告げる冬の訪れを微塵とも感じさせないような
小春日和の暖かな日が続く11月2週目の週末、農場へ行って参りました。
例年通りであれば霜が降りるほどの冷え込む朝が多くなってくる時期ですが、
今年は薄く霜が降りたのが1・2回程度とのことでした。
雨少ない暖冬のなか冬野菜の生育は順調だろうかと気にしながら見て回った農場の様子をお伝えします。


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これから収穫本番のニンジン

◇畑の風景
根菜類の大根・カブ・人参に加え葉物の菊菜・小白菜が出荷中です。


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菊菜

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小松菜

根菜類は白や赤や橙と鮮やかな色に染まって
各々が土の中から元気に顔を出していました。

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大根

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赤カブ

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紅芯大根

葉物も大きく育っており心配は杞憂に終わりました。
特に赤カブですが、
畝を覆う保温布を部分的に葉が突き破ってしまうほどの勢いがありました。
根菜類、これからどんどん収穫量が増えてくるということなので頼もしい限りです。


この指森5.jpg 
布を突き破った赤カブ

◇養鶏風景
 肉鶏出荷後、空いた部屋に新たに雛が400羽入っておりました。
この指森11.jpg
雛400羽

それぞれの部屋には手作りの育雛箱が置いてあり、
箱の中には電球が入っていて母鶏のように暖かで明るく雛が安心する環境にしてあります。
足取りがしっかりするまで数週間掛けて箱の中で大事に育てられます。


この指森9.jpg
育雛箱

一方、自給飼料養鶏では採卵開始。1日に4回卵を取って、30個ほど採取できるそうです。
この指森10.jpg
自給飼料養鶏卵産む様子

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◇加工風景
その日は沢庵漬けにする前の大根を洗って干すという作業を皆で行っており、
少々手伝ってきました。
水の冷たさは左程感じず身をもって寒さは感じませんでしたが、
色づいたイチョウの木の下で行った作業風景、
10日間ほど寒風に晒される予定の大根干し風景を見て冬入りを感じて取ってもらえれば幸いです。


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大根干し風景

加工援農ですが大根洗いの次は唐辛子の選別・袋詰めに取り掛かる予定とのことでした。
この指森15.jpg

以上、伝えしましたとおり根菜類は出荷最盛期に入り、
加工予定も目白押しで忙しくなってきています。
一方でお手伝いに農場に来られる会員さんは毎年減ってきており、
今では固定化した少ない顔ぶれで対応しているのが実情です。
飾り気のない有機農業の日常がここにはあります。
そんな農場を身近に感じることで忘れかけていた気づきや新たな発見がきっとあると思います。
興味がある方は是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(会員M)

 
 

脱穀が終わりました

  • 2015.10.31 Saturday
  • 14:32
その日は秋晴れ・快晴の絶好の援農日和。
 稲を刈り取ったただっぴろい圃場を、時折強い風が吹きますが、作業には問題なし。
この日は最終的に4家族・11名が参加したのですが、10時時点で1名が圃場にいるのみ。
 「もう少し待ってましょうか…」とはいったものの、他の参加者がなかなか来ない。
このまま突っ立っているのもなかなか辛いものがあるので、
 「始めましょうか!? やっているうちに残りの人達も来るでしょう」という希望的観測のもと、
いざ脱穀をスタートしました。

 脱穀と言っても、千歯こきといったクラシカルなやり方ではなく、
 脱穀機で籾とワラを分けるという現代文明に則ったやり方です。

それに加えて、三条程度の小面積なので、あっという間に終わり、
 残りの参加者第一陣が到着した頃には、ワラの束だけが圃場に残されていました楽しい
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このワラを二十束ずつ束ねてトラックに積み込み、稲を干していた稲架を片付け終わった時点で11時過ぎ。
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これで解散では余りにも無残なので、
この後はオプションの作業としてニンニクの播種準備
(具体的には、ニンニクの根茎を植えやすいように一個ずつバラバラにすること)と
里芋の収穫にかかることにしました。

里芋の収穫は、畝の中の里芋の根茎を掘り出し、茎を切り離すのですが、
この根茎を掘り出す作業がなかなか油断できないもので、
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うっかりするとスコップで里芋を真っ二つにしてしまいます。
 実際に私は5〜6個の里芋を切断してしまいました。
掘り出した時に、里芋の白い切断面がみえた時の無念さといったら…(笑)
 里芋を収穫した後は、昼食を取り、その後残りの作業をしてその日のプログラムは終了。

で、今年もう一つの主役、大豆と小豆ですが、小豆は草丈が思うように伸びず、収量は期待できません。
せいぜい参加者に数粒ずつおみやげにする程度の出来で、あんこなんてとてもとても…。
 大豆の方は、なんとかきな粉くらいは作れそうな収量でしょう。

これで今年の農業教室も残すところ大豆の収穫のみ。
あとは忘年会でもちを搗き、きな粉をまぶして美味しくいただくというお楽しみが待っておりますので、
 乞うご期待!!ですよ


じゃがいも株式会社 安全農産供給センターじゃがいも
〒611-0041 京都府宇治市槇島町目川118-7

TEL:0774-22-4634 FAX:0774-24-9512
 E-mail : nousan@peace.ocn.ne.jp
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この指とまれ農場の今

  • 2015.10.30 Friday
  • 11:17
使い捨て時代を考える会のブログで”この指とまれ農場の今”というタイトルで掲載されていたものです。
消費者会員であるMさんが書かれた文章で、月間情報誌「あんてな」にも掲載されていました。
より多くの方に見ていただけると嬉しいので、安全農産のブログに載せさせて頂きました。

『この指24節気/未年・寒露編』この指とまれ農場の四季折々の姿をお伝えします。

秋の深まりを感じる10月第2週の週末、農場へ行って来ました。
暦の上では「寒露(かんろ)」、朝晩の冷え込みが一層進み夜明け時分に地表の水蒸気が凝結して細かな水滴となって冷たい露が野山の草木に宿る様を表しています。
農場では土壌から上がってくる水蒸気による細かな露が辺り一面の草木に確認できました。
触ってみたところとても冷たい。
舗装された地面ばかりの都市部では忘れ去られてしまいそうな日本の四季の情景を改めて感じました。
そんな中、今回は鈴木さんがこの指とまれ農場が管理しているすべての畑を改めて案内して下さいました。
全部で12か所
、それぞれ見て回った畑・田んぼの風景をお伝えします。
この指1.png

◇畑の風景
無肥料で育てたさつま芋畑は先週収穫を終え、漉き込まれた土一面の状態に戻っていました。
収穫されたさつま芋はやや小ぶりなるも、味濃く上々の出来とのことでした。
里芋・人参は間もなく収穫を迎えるに相応しく大きく育っていました。

この指2.png

この指3ニンジン.png


里芋は先だっての低気圧による強風で多くの株が倒れてしまっており予期せぬ状態でした。
 
この指4里芋.png

カブ・大根中心の冬野菜収穫に向けての準備も着々と進めてられていました。
播種直後の畝を保温している畑もあれば、
平飼い養鶏の鶏糞肥料を漉き込み順調に育成している畑もあり、
収穫時期が上手く分散されるよう計算されていました。

20日大根
この指5.jpg

保温中の畝
この指6.jpg
玉ねぎの発芽
この指7.jpg

紅芯大根
この指8.jpg



◇田んぼの風景
稲刈りを終えて約1か月間ハザ掛けで天日干しを行い、いよいよ脱穀を迎えます。
2枚目の田んぼは猪による食害で半分の量に減ってしまったということですが、
この田んぼ2枚分の稲わらは養鶏部屋の地面に敷く絨毯にするために大事に取っておくそうです。
丁度一年分に相当する量になるということでした。

この指11.jpg

◇屑米養鶏風景
名古屋コーチンと岡崎おうはんは間もなく肉鶏として出荷を迎えます。
体つきはしっかりと大きく立派に育っており卵を生み出す直前が出荷の頃合いになるそうです。
屑米飼料による養鶏ですが、次月からいよいよ卵を生み始めます。
国内で賄う餌で育てた平飼い養鶏の卵、
より多くの方々に価値あるものと感じて頂き可能な限り買い支えてもらえれば幸いに存じます。

出荷前の岡崎おうはん
この指9.jpg

以上、長く農場に通っていましたが、これだけ沢山の畑があることを改めて知りました。
果樹栽培に挑戦している畑も数箇所あり可能性を秘める一方で、
これだけ点在する畑を少人数で管理していく大変さを感じた今月の風景でした。

畑の果樹(かき)
この指10.jpg


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〒611-0041 京都府宇治市槇島町目川118-7

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この指とまれ農業教室の脱穀が終わりました by糸数

  • 2015.10.28 Wednesday
  • 11:33

 ”専従のつぶやき”  糸数さんです!!
「この指とまれ農業教室の脱穀が終わりました
 

1011日の予定が、雨天のため1025日に延期された、
この指とまれ農場の脱穀が終わりました。以下、そのご報告を…。

 

その日は秋晴れ・快晴の絶好の援農日和。
稲を刈り取ったただっぴろい圃場を、時折強い風が吹きますが、作業には問題なし。
この日は最終的に
4家族・11名が参加したのですが、10時時点で1名が圃場にいるのみ。
「もう少し待ってましょうか…」とはいったものの、他の参加者がなかなか来ない。
このまま突っ立っているのもなかなか辛いものがあるので、
「始めましょうか
!? やっているうちに残りの人達も来るでしょう」という希望的観測のもと、
いざ脱穀をスタートしました。

脱穀と言っても、千歯こきといったクラシカルなやり方ではなく、
脱穀機で籾とワラを分けるという現代文明に則ったやり方です。

リサイズ_1445948703799.jpg
それに加えて、三条程度の小面積なので、あっという間に終わり、
残りの参加者第一陣が到着した頃には、ワラの束だけが圃場に残されていました
楽しい
リサイズ_1445948732640.jpg
このワラを二十束ずつ束ねてトラックに積み込み、稲を干していた稲架を片付け終わった時点で11時過ぎ。

これで解散では余りにも無残なので、
この後はオプションの作業としてニンニクの播種準備

(具体的には、ニンニクの根茎を植えやすいように一個ずつバラバラにすること)
里芋の収穫にかかることにしました。

里芋の収穫は、畝の中の里芋の根茎を掘り出し、茎を切り離すのですが、
この根茎を掘り出す作業がなかなか油断できないもので、
うっかりするとスコップで里芋を真っ二つにしてしまいます。
実際に私は
56個の里芋を切断してしまいました。

リサイズ_1445948751454.jpg
掘り出した時に、里芋の白い切断面がみえた時の無念さといったら…() 
里芋を収穫した後は、昼食を取り、その後残りの作業をしてその日のプログラムは終了。

で、今年もう一つの主役、大豆と小豆ですが、小豆は草丈が思うように伸びず、収量は期待できません。
せいぜい参加者に数粒ずつおみやげにする程度の出来で、あんこなんてとてもとても…。
大豆の方は、なんとかきな粉くらいは作れそうな収量でしょう。

これで今年の農業教室も残すところ大豆の収穫のみ。
あとは忘年会でもちを搗き、きな粉をまぶして美味しくいただくというお楽しみが待っておりますので、
乞うご期待
!!ですよ


さて、使い捨て時代を考える会のブログをのぞいたら
目
「この指とまれ農場の今」という素敵なブログを見つけました。
 ↑リンクを貼っているのでのぞいてみて下さいね!

誰が書いてくれているのでしょう…
四季の移ろいと農場の様子が写真と共に書かれていました。
この指農場の今の様子がとてもよく分かります。のぞいてみてね!



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