電力自由化と太陽光発電の闇〜オフグリッド生活入門〜

  • 2017.03.15 Wednesday
  • 14:04

《連載》電力自由化と太陽光発電の闇〜オフグリッド生活入門〜

『メガソーラー発電所はハリボテ?』

JUGEMテーマ:電力自由化

 

◆元・東電の原発技術者の話

田中優さんの次にお話を伺ったのは、元・東電の原発エンジニアの木村敏雄さんです。木村さんは福島第一原発の1〜6号機の設計をおこなった方です。どうしてそんな方がオフグリッド推進のグループにいるのか、という事は直接語られませんでしたが、お詫び行脚のために日本中を回っておられるとのことでした。現在は高知県でオフグリッド生活をしながら、原子力発電所の設計で培った技術力を生かして、今回の講演会のような様々な活動を行なっておられます。電気のことを知り尽くした方から聞く原発や太陽光発電の話は非常に刺激的でした。いくつかご紹介していきます。  

 

◆太陽光パネルはもう珍しくない

田舎を車で走っていると、空き地や田園地帯で突如として一面ソーラーパネルで埋め尽くされた場所を頻繁に見かけるようになりました。もちろん、住宅地でも、あちこちで屋根にソーラーパネルが搭載されている家を見かけます。しかし、そのほとんどは蓄電機能を持たず、電力会社に売電することが目的の太陽光パネルです。

メガソーラーは、そのような小規模の太陽光パネルではなく、1000キロワット以上の発電能力を持つ巨大な太陽光発電所です。主に大企業によって運営されており、その数は2012年頃には全国で50カ所にも満たなかったようですが、2016年現在2500カ所に迫る勢いで増え続けています。その多くが集中する北海道に11万キロワットの発電能力を持つメガソーラーが誕生しました。ソフトバンクグループが166万平方メートルの土地になんと44万枚もの太陽光パネルを敷きつめた「ソフトバンク苫東安平ソーラーパーク」を建設したものです。そのすべてを北海道電力に売るそうですが、ここに大きな落とし穴がある、と元原発技師の木村さんは言います。

 

◆メガソーラーはハリボテ?

「再生エネルギー=良いもの」という考えが私たちの中にないでしょうか。少なくとも原発よりは良いものであり、太陽光発電がどんどん増えれば原発はいつか不要になる日が来るのではないかという期待はあると思います。実はメガソーラーといわれる大型の太陽光発電はほとんどハリボテの様なものなのだそうです。

どういう事かというと、太陽光パネルは(性能にかなり差がありますが)少しでも雲が出て太陽が隠れると急激に発電量が減ります(ほとんどゼロになるものも)。そして太陽が顔を出すとまた急に発電を開始するのです。これを大出力のメガソーラーで行なうとどういう事になるか、というと…。日本では西日本が60ヘルツ、東日本が50ヘルツ、と電源周波数が決まっています。その周波数にあわせて、様々な工場の機械や電動のモーターが制御されています。この周波数は各発電所が一定になるように制御しているのですが、急激な天候の変化により、メガソーラーの発電量が乱高下すると、この電源周波数が増えたり減ったりして、最悪の場合停電してしまうのです。注目したいのは電気が足りない場合だけでなくたくさん発電し過ぎても、コントロールできずに停電することがあるという事です。つまり、せっかくメガソーラーで作った巨大な電気を、大規模なものを作りすぎたがゆえにうまくコントロールできず、結果としてろくに活用できていない(ほとんど捨てている)、というのが真実なのだそうです。さらに、あろうことか大手電力会社は、家庭や企業が作った電気を遠隔操作で勝手に捨ててもいいという法律さえあるのです。しかも、太陽光発電は昼しかできません。つまり、どれだけ太陽光パネルが日本中を埋め尽くしても、原発を無くすことには繋がらないのです。なんという残酷な現実でしょうか(涙)。皮肉としか言いようがありません。私たちは一体どうすればいいのでしょうか、というところで、続きはまた来週です。

 

※これはあくまでもメガソーラーの話です。家庭用の小規模な太陽光パネルはまたちょっと事情が違いますので、ひとまずご安心ください。

 

自然エネルギーの電力会社を応援しよう!

  • 2016.03.16 Wednesday
  • 16:16
デンキを選んで社会を変えよう!
”自然エネルギーを選択しよう!!”

春から電力会社を選べるようになりますね、

テレビのコマーシャルなどで、大手のケータイ会社や通販会社、ガス会社などなど
色んな企業が参入しCMしているのを見るようになりました。

インターネットのサイトでは電気料金の比較サイトなどが多数あり、
「どこと契約したら安くなるのか!?お得なのか?」
という基準で電力会社を比較できるものがたくさんありましたが
「安い!お得!という価値基準ではなく、
「自然エネルギーで電気を作っているところはどこだろう?」
という基準で、電力会社をさがしで選んでいきたいですね。

しかし、こうした「電力会社」の多くは、資本力や宣伝力で大手と圧倒的な差があり、
また様々な制度上のハードルがあり、事業の立ち上げが厳しい状況にあるそうです。
「自然エネルギーを買いたい!」という声を発信して
こうした電力会社の取り組みを応援し、一般家庭への供給実現を後押ししましょう!
 「自然エネルギーの電力会社、市民・地域が主体で生み出された自然エネルギーの電力を選びたい」
という声をたくさん集めて世論として大きく広げていきましょう!
自然エネルギーと使いたい!方はこちらのサイトでパワーシフト宣言して下さい!

PS_flyer_new-1.jpg


シンポジウムもあります!
↓↓こんなことに関心がある方におすすめです!↓↓
☆電力自由化で何が変わるの?
☆どんな電力会社が選べるの?
☆どうやって電力会社を選べばいいの?
(価格、サービス、CO2削減、脱原発、脱石炭、電気の地産地消・・)
☆環境に配慮した電力会社をもっと増やしたい!
詳しくはこちら”京のアジェンダ21フォーラム”

持続可能なエネルギー社会に向けて電力のあり方を変えていきましょう!

 じゃがいも株式会社 安全農産供給センターじゃがいも
〒611-0041 京都府宇治市槇島町目川118-7

TEL:0774-22-4634 FAX:0774-24-9512
 E-mail : nousan@peace.ocn.ne.jp
HP:http://anzennousan.com/index.html
 
JUGEMテーマ:電力自由化
JUGEMテーマ:脱原発

♡福島こども基金にご協力お願いします♡

  • 2015.12.02 Wednesday
  • 15:14
♡福島こども基金にご協力お願いします♡
hoyou_camp2.jpg
福島こども基金は「使い捨て時代を考える会 会員が
福島原発事故で被害をうけた子どもたちを支援する目的で行う活動」に対して、
資金援助をするとして2013年に創設しました。


今年も福島原発事故の被害をうけた子どもたちの保養キャンプが無事終了しました。
今年は会員が関わるキャンプとして
『みわのわ・子どもサマーキャンプ』『関西きんじょすくいの会・元気いっぱい琵琶湖キャンプ』が加わり、
6つのキャンプが実施されました。
今年はゴー!ゴー!ワクワクキャンプおこしやすキャンプ関西きんじょすくいの会の3チームに対して
「福島こども基金」から資金の一部を支援し、
また全キャンプに対して安全農産供給センターより食材等(安全農産供給品)を提供しました。

保養キャンプは遠方から子ども達を招くために、短いキャンプで100万円以上、
ゴー!ゴー!ワクワクキャンプのように長期になると250万円以上の資金が必要です。
それぞれのチームがカンパを集め、助成金を申請するなど努力していますが、
事故から4年以上経過してカンパは集まりにくくなり、
助成金はいつでも取得できるとは限らず、資金繰りには常に苦労しています。
そこで、どうしても不足するときに
使い捨て時代を考える会の『福島こども基金」を利用してもらっています。
使い捨て時代を考える会の「福島こども基金」はごく小規模なので、
ある程度助成金が取得できたチームは「今年は必要ありません」と言ってきてくれます。

まだまだ放射能汚染は続き、福島やその周辺地域では、
子どもたちの健康に不安を抱えながら暮らしていかなければなりません。
保養キャンプは、事故の被害の大きさから見ると小さな活動にすぎないのですが、
私たちにできること、そして、できる限りやりつづけなければならないことの一つだと考えています。

11月24日〜28日配布の注文用紙で福島こども基金を募集しています。
1口1000円、何口でも結構です。ご協力をよろしくお願いします。
*また下記の口座に直接振り込んで頂く事もできます。


《福島こども基金の振込先》
京都信用金庫 本店 普通 2128422
口座名:福島こども基金 代表 山田晴美

福島こども基金協力願い.jpg

いつでも支援に応じられるようにしていくために、
できるだけ基金を積み立てておきたいと思いますので、ご協力のほどよろしくお願い致します。


NPO法人 使い捨て時代を考える会
 福島こども基金管理委員会


じゃがいも株式会社 安全農産供給センターじゃがいも
〒611-0041 京都府宇治市槇島町目川118-7

TEL:0774-22-4634 FAX:0774-24-9512
 E-mail : nousan@peace.ocn.ne.jp
HP:http://anzennousan.com/index.html
 

 

何故いそぐ再稼働!? 大島堅一さん トークセッション 

  • 2014.10.08 Wednesday
  • 10:28
すべての原発が止まった状態ですごした今年の夏
大規模停電などもなく無事すぎましたね。

原発は本当に必要なのか?
原発のコストって安いの?高いの?
「原発の経済性」研究で注目されてる、
大島堅一さんを迎えてトークセッションが週末10月11日(土)にキャンパスプラザ京都であります。
講演会は午後からになりますが、
午前中10:30から「原子力、明るい未来のエネルギー!?」というテーマで
槌田劭さん他に話題提供をして頂きプレ集会があります。
お弁当もって行かなきゃ〜大変だわぁという方には、
お昼に、おにぎりセット(おにぎり2個、ゆで卵、きゅうちゃん漬け)を500円で販売予定です。
当日は11日と言う事で、関電京都前で街宣と署名活動を行う予定です。
 
大島堅一さん講演会「なぜいそぐ 再稼働!?」
■場所:キャンパスプラザ京都 4F第2講義室

■日時:10月11日(土)
    13:00〜 大島堅一さん講演
    14:30〜15:30 大島堅一さんとの質疑応答
■参加費:1000円 学生被災者500円 


原子力発電について、考える、秋の1日にしませんか?

JUGEMテーマ:脱原発

原子力規制委員会へパブリックコメントを送ろう!

  • 2014.08.06 Wednesday
  • 16:37
福島原発事故がまるでなかったかのように、
福島の原発事故の原因究明や事故後の収束もめどが立たないなかで、
川内原発(鹿児島県、九電)の再稼働が強行されようとしています。

原子力規制委員会は広く市民より、パブリックコメントを募集しています。
一般市民の素朴な疑問こそが貴重になります。

自分の言葉で、意見、気持ちをFAXまたはメール📩郵送で伝えませんか?
締め切りが8月15日(金)になりますので、ちょっと早急にお願いします!

1.期間 8月15日まで
2.送り先 原子力規制委員会
 メール http://www.nsr.go.jp/public_comment/bosyu140716.html
 郵 送 〒106-8450
   東京都港区六本木1-9-9 六本木ファーストビル
   原子力規制庁 安全規制管理官(PWR担当)宛て
 FAX 03-5114-2179  

今週木曜日から、供給でチラシも配布しています。
こちらのサイトで参考に出来る例文などもあります。
一人の小さな行動が、大きい力になりますように行動してみませんか?

ふじこ富士山

JUGEMテーマ:脱原発

calendar

S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< May 2017 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

recent trackback

recommend

野菜はともだち―産直野菜の上手な食べ方
野菜はともだち―産直野菜の上手な食べ方 (JUGEMレビュー »)
使い捨て時代を考える会, 安全農産供給センター

recommend

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM