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日本有機農業研究会「種苗交換会」
= 全国有機農業の集い2019 in 琵琶湖 =
2019年2月24日(日) @滋賀県大津市 琵琶湖畔
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自家採種用の種や苗などを交換する会です。
「品種に勝る技術なし」とは、大井上康の名言です。
有機農業において種苗(品種)は、成否の鍵を握っています。
農家には先祖代々、家の宝として種採りしてきただいじな種子(タネ)がありました。
地域の気候に合った在来種・地方種もあります。
おいしいけれども大量生産に向かないために絶滅した(絶滅寸前の)種子もあります。
化学肥料や農薬のない時代の品種は、少肥性で力強く、有機農業に向いています。
有機農業を広めていくため、各地で大切に受け継がれてきた種子や苗を交換し合います。
ご自身の田畑で育てた大切なタネを持ってお集まりください。
※自家採種をこれから始めるために、種子の持参なしで種がほしい方は、1000円以上のカンパで参加できます。
日 時:2019年2月24日(日) 8:00-9:45(受付 7:30から)
場 所:アヤハレークサイドホテル(滋賀県大津市におの浜3丁目2-25)
JR東海道本線(琵琶湖線)膳所(ぜぜ)駅より徒歩12分
参加費:無料(持参する種子のない場合はカンパが必要※)
【事前準備のお願い】
*持参の種子類は、小分けにして袋に入れ、提供者の名前、品種名、特性や栽培方法などを記載してください。
*種子を持参の方は、当日の開始前までに大会受付で登録してください。
(前日から参加の方は、23日のうちに受付で登録してください)。
*受付時に配布する「自家繁殖カード」に説明を書いてください。
(作物名、品種名、繁殖方法、提供者の名前、住所、品種の特性、播種時期、方法、採種の注意点など)。
●交換会の進め方
1.持ち寄った種苗を並べる
開催時間までに、種苗提供者が交換する種苗を並べます。
(種苗を持参していない方は他の場所で待機していただきます)。
2.種苗を紹介する
提供者がそれぞれ、自分が持参した種苗について、品種ごとに説明します。
3.持参した人の交換
種苗提供者による種苗交換が始まります。それぞれが、ほしい種苗を一袋ずつ取り、その際にそれぞれの繁殖カードの譲り受け人記入欄に、自分の名前を記入していきます。
持ち帰れるのは一袋ずつですが、同じ品種であっても提供者が異なればそれぞれ一袋ずつ取ることができます。
4.全員に交換をオープン
種苗を持参されなかった方への種苗の譲り受けが始まります。お目当ての種苗を受け取れない場合もありますが、残りの種苗を各自が取って終了になります。
※譲り受けに必要なカンパ金は、日本有機農業研究会の種苗部・種苗ネットワークの活動に充当され、種苗提供者には提供されません。
主催:日本有機農業研究会(種苗部)
問合せ:日本有機農業研究会
〒162-0812 東京都新宿区西五軒町4-10 植木ビル502
TEL 03-6265-0148 FAX 03-6265-0149
E-mail info@joaa.net
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○「種苗交換会」の趣旨
有機農業普及に役立てようと、日本有機農業研究会の大平博四さん、金子美登さんたちが呼びかけ、1982年4月、関東地区で最初の種苗交換会が埼玉県小川町の金子さんの霜里農場で開催されました。
種はだいじな家宝ですが、これを皆に分けて、有機農業をしやすくしていくためです。各自が元種を得て、自分の所で栽培しながら増やしていくのです。
この自家採種運動を広げようと、1995年に日本有機農業研究会は種苗部会を設置、2002年には種苗ネットワークを設立し、全国大会の際や各地で種苗交換会が行われるようになりました。あわせて種苗研修会も開催されるようになっています。
〇参考「関東たねとりくらぶ(種苗交換会)参加要領」(2002)
原則として、この要領に準じて実施します。
1 種苗から自家栽培し、種苗の自家採取・繁殖を行っている方や行いたい方は、交換する種苗のある・なしにかかわらず、どなたでも参加できます。ただし、種苗販売業者とその従業員の方は、参加できません。
2 参加費は1人500円で、同伴家族の方は無料です。
3 交換する種苗は、自家採取した種苗に限ります。また、他人の種苗登録その他の権利を侵害するような種苗は交換に出さないでください。
4 交換する種苗は適宜小分けし、それぞれに住所・氏名、種苗の品目・品種名、特性、栽培及び採種方法を記載した書面を添付して持参し、会場に展示してください。
5 交換する種苗を展示した方は、会場に展示された種苗の中から希望する種苗を持ち帰れます。
6 交換する種苗を持参した方々による種苗の交換が終わった後、会場の種苗の残余については、交換する種苗を持参しない方も持ち帰れます。ただし、一口1000円以上のカンパをお願いします。
7 持ち帰れる種苗は、交換する種苗を持参した方・持参しない方のいずれも、品目・品種名ごとに1種苗ですが、同じ品目・品種名でも提供者が異なる場合は、提供者ごとに1種苗を持ち帰れます。
8 持ち帰った種苗は自家栽培するとともに、種苗の自家採取、繁殖に努めてください。また、持ち帰った種苗で種苗登録を受けるなど、提供者の権利を侵害するようなことはしないでください。
9 交換する種苗についての品質その他の保証は、いたしかねます。
※種苗交換会の終了後、「全国有機農家らのここだけマルシェ」を
同会場で開催します。本気の有機農家のご自慢の農産物や加工品、
そのほか体にやさしく環境に配慮した食べものや雑貨が集まります。
詳細はこちらをご覧ください。
※本イベントは、「全国有機農業の集い2019 in 琵琶湖」の一環として
企画しています。集いの全体については、こちらをご覧ください。
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