西村センセんちにケーキ屋さんがあった!
- 2009.04.08 Wednesday
- 16:17
今日は府下各地の小学校で入学式。天気もバッチリでヒロシさんのトマトハウス下にあるお宮さんの桜も満開。子どもたちには最高のロケーションになったことだろう。このお宮さんは秋は紅葉したイチョウが見事で、よくアマチュアカメラマンの撮影対象になっているが、この日も大阪ナンバーの車が桜の木を撮りに来ていた。
ヒロシさんの田のまわりにぐるりと張り巡らされた「電柵」―ここ数年、この辺りは猿やイノシシがお出ましになるそうで、「旧・交流の家」にお住まいの某理事宅にも夜な夜なウリ坊が遊びに来るとか。
ソーラーパネルで発電するところがエコだけど、守る方は切実。んで効果のほどはというと、一度ノタケさんちで触ったらビビビ…となってシビレたから臆病なイノシシなら退散してくれる…だろう。
園部のヨウジさんちから、次なる集荷地・日吉町へと向かう(この日はパンだけだけど)。途中の峠道は険しい(!?)ケモノ道だったのが、近年「新世紀トンネル」とかいう立派なバイパスができて、園部の市街地へ出るアクセスは格段に良くなった。
ただしこのトンネル、地元の人しか使わない気安さがあるせいか、横着してライトをつけないで走る地元車が多くて、黒い車など見えにくくて「アブねーな」と毒づきたくなることがままある。
3/28の京都新聞の夕刊で紹介されたからご存知の方も多いと思うが、センターの顧問の西村和雄先生は、京大農学部を退官された後、生活の拠点を日吉町においている。
奥さんも地元でケーキ屋さんを始めている。元はと言えば、胡麻駅の前にあった喫茶店「ひらけごま」が走りだけど、いったん店を閉めて昨年から自宅倉庫ウラでケーキを焼いていたとか。
ここには集荷で何度も来ていたのに、全然知らなかった。中が見えないから知らない人が見たら、ケーキ屋だとは誰も思うまい。
時折、小さな扉が開いて、中から包みを持ったオバちゃんが出てくるから何だろうと思っていたが…。
さすがに新聞に載った以上は、もう少し目立たせる方が…と思ったか、3週ぶりに来たらドアにご覧のような紙が貼ってあった。
以前は野菜の仕分け作業を行っていた倉庫に、何やらショーケースらしきものが運び込まれている。西村センセをつかまえて聞いてみると、今度から母屋に引越しして拡充するとか。うまくいけば4/20の週から拡充オープンできる予定。
ちょうど中から店の人が出てきたので、入れてもらった。ウナギの寝床のような縦長のスペースにテーブルがあってその上にケーキが並んでいる。
シフォンケーキが並んでいる。「あのう…これって売って頂けるんでしょうか!?」とおずおずと聞いてみてすぐに愚問だと気付き(予約販売かと思った)、「おいくらですか?」と聞き直す。
今日、買ったのは抹茶シフォンケーキ。13センチ径で700円!試食してみるとほんのりと抹茶の味がする。有機抹茶でこの値段は安い!
最高峰!?に位置づけられると思われる「桜シフォン」は更に大きいサイズで2千円以上はするが、切り売りもしている。人参やひじきの入った「おかずシフォン」というのもあった。
クッキーや、ひとくちサイズのケーキもあって、100円均一。
帰る間際にコンコンとドアを叩く音がして、若いお母さんが「あのう…、ケーキありますか」と顔を出した。さっきは上品そうなご夫婦が買い物に来ていたし、どうやら地元の人たちが口コミで次々に買いに来ているようだ。
※写真が増えてきて、「ケータイで見れないぞ〜」という苦情(!?)がポツポツと来るようになったので、今回は画質を落としてみたけど…、やっぱり見れなかったみたい。ケータイで見ることまでは想定していなかったので…(スミマセン)。