芦浜産直30周年

  • 2015.08.02 Sunday
  • 15:17
三重県は大紀町にある「芦浜産直出荷組合」さんが今年で30周年を迎えました。お祝いも兼ねて、マイクロバスを使い、少し多めの人数で見学会を行いました。

私も含め、何人かの専従職員と役員は前の晩から泊まりに行きました。


私はわけあって電車で行きましたが、関西本線の柘植〜加太間にある、「中在家信号場」を車窓から見ました。今は使われていませんが、峠越えで速力が落ちるため、SL時代は補助機関車(補機)を列車の後ろにつけてここですれ違いをしていたとか。草むす山中の線路の上で、鹿がノンビリ草を食んでいました。


一夜明けて芦浜産直の魚があがる錦漁港で水揚げの見学。この地に原発の計画が持ち上がった当時は、賛成派・反対派と、地元の皆さんを二分した悲しい歴史がありますが、建設が凍結された今はひっそりと静まり返っています。

魚を見る参加者の皆さん。

昨夜、我々の口に入ったカサゴです。


サバの子供です。「ビリサバ」と地元では呼んでいるそうです。


これはメアジ。セイゴに沿って黄色の線が入っているので、一瞬シマアジの子供かと思いました。


芦浜産直の二代目となる明志さんが、今日はセリに出てきました。


昼食に、湾内にあるビーチで大所帯のバーベキューです。豚・牛・魚に、会生産者の野菜と、参加者の皆さんは満腹。


明志さんの焼くサザエ。生きたままから焼くので新鮮。


初代・和郎さんが、カツオをその場で炙ってタタキにして下さいました。


最後に芦浜産直の社屋を見学して、阪口さん(中央)の挨拶を頂いて解散しました。

これまで紀伊半島では、日置などあまたの原発建設計画が浮かんでは消えていきましたが、その裏には阪口さんら現地の人達の、苦労を重ねた反対運動があったことを改めて思い起こす一日となりました。

テッチー
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