今週のパック野菜20190307(時季外れ?の金時人参でデザート)
- 2019.03.08 Friday
- 18:35
今週のパックもバリエーション豊かでした。
(左)ミニパック野菜(9品)
金時人参(500g)、春大根、小カブ、ブロッコリーM、原木生椎茸、ホウレン草、小松菜、ネギ、ルッコラ
(右)パック野菜(13品)
金時人参(500g)、白菜S、春大根、ブロッコリーL、原木生椎茸、しろ菜、小松菜、ホウレン草、水菜、菊菜、ネギ、ルッコラ、高菜
レギュラーの方、ちょっと高すぎる……?
どうなんだろう。食べてくださっている方、ご意見お寄せくださいね。
この翌日は立派なカリフラワーが入ったそうです。いいなあ。
カリフラワーはブロッコリーとは違って、大きいのを採ってしまうとそれきりで、わき芽から新しい小玉がどんどんできるってことがないのですよね。
生産効率がよくないのに、作ってくださってありがとうございます。
レギュラー、ミニ、どちらも金時人参が入りました。
「今ごろ!?」って、思いました?
お正月のものという印象が強いですよね。
だけど普通の西洋人参と採れる時季は同じなので、今とれたっておかしくはありません。
西洋人参よりも甘味が強く、煮るとやわらかく、なんといっても鮮やかな紅色。
なますが私の一番のお気に入りですが、もちろん和風の煮物に最適。
今の季節なら、梅の花形で抜くとお子さんが喜びます。
甘さを活かして、グラッセやポタージュなどの洋風料理もおすすめ。
千切りにして塩と酢とオリーブオイル、粒マスタード、レーズンと合わせたキャロット・ラペはフレンチのおいしいサラダ。
ここではちょっと目先を変えて、インドで人気のデザートをご紹介。
インドの人参は紅色と甘味が強いそうなので、きっと金時と似ているはず。
ガジャル・ハルワ
ガジャルは人参、ハルワは砂糖とバターと牛乳で煮詰めたものを意味します。
定番レシピの紹介の前に、ナチュラル派のためのヘルシーレシピ。
ガジャル・ハルワ(ビーガン)
【材料】(1〜2人分)
人参100g(大1/2本)、塩ひとつまみ、豆乳1カップ、菜種油小さじ1、オリーブ油少々、ナッツ少々、
レーズン大さじに軽く盛って1、カルダモンパウダー(またはオールスパイスかシナモン)少々
【作り方】
1.厚手の鍋にオリーブオイルを熱して、砕いた好みのナッツを炒める。火を止めてナッツを取り出しておく。
2.人参はおろし器かスライサーでおろすか千切りにする。1の鍋に入れて塩を加え混ぜ、数分おく。
3.豆乳と菜種油とレーズンを加えて火をつけ、ときどき混ぜながら水分が少なくなるまで煮る。
4.カルダモンをふってさらに炒め、ぽってりしたら火から下ろす。
5.器に盛って1のナッツを飾る。
塩がじんわりと人参の甘味を引き出してくれます。
素材の甘味がしみじみおいしいのですが、物足りないと感じるようなら蜂蜜を加えてもいいですね。
そして、こちらが定番のレシピ。
出典はミラ・メータさんの「はじめてのインド料理」(1996年、文化出版局)です。
ガジャル・ハルワ(本場)
【材料】(4人分)
人参500g、牛乳700ml、カルダモン2粒、砂糖カップ半分、バター(またはギー)大さじ3、
レーズン大さじ山盛り1、アーモンドスライス大さじ3(飾り用に少し取り分ける)、
銀箔(あれば)少々
【作り方】
1.人参は皮をむいて千切り用のスライサーでおろす。カルダモンは種を取りだしてすりつぶす。
2.厚手の鍋に牛乳を沸かし、人参を入れて煮る。
3.ときどき混ぜながら弱火で約1時間煮て、牛乳が少なくなったら、カルダモン、砂糖、バターの半量、レーズン、アーモンドスライスを加えて混ぜる。
4.残りのバターを加えて、つやが出るまで弱火で混ぜる。器に盛って、取り分けておいたアーモンドスライスと銀箔を飾る。
こちらはボリュームがあって満足感も強い。
けど、そのぶん身体への負担は大きいので、少量を楽しむのがおすすめ。
(私なら8人分ぐらいに分けます)。
βカロテンも多いけどそれよりリコピンが豊富な金時人参。抗酸化力ばっちり。
季節外れなんて言わないで、ファンになっていただけるとうれしいです。
(げんころ)
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