安全農産に奉職して最初に連れて行かれたのが、ここ水俣市。60〜70年代、ここで深刻な公害問題が起こっていたとは思えないくらい美しい海でした。
ジョニーデップ演じるユージンスミスが、後に妻になるアイリーンに「アメリカ先住民には写真を撮られるのは魂を抜かれるという言い伝えがあるが、写真家は撮る側も命を失う覚悟を持たねばならない」と言っていたのが印象に残りました。
日曜にもかかわらず300人入るホールに、観客は僅か15人程度。水俣市では複雑な想いを持って観た方もおられたようですが、やはり忘れてはならないことであり、今もこれからも同種の事件は起こり続いている。
上映期間が10月中旬までと短いので、早いうちに見に行かれた方がいいと思います。
JUGEMテーマ:脱原発
安全農産供給センターの扱い品の中でも長い歴史をもつ、「芦浜産直出荷組合」の干物。
ご存じとは思いますが、原子炉は冷やし続ける必要がある。
冷やすのには「空冷」・「水冷」とあるが、なぜか日本は水冷方式だけ。なので海岸部に作る必要があった。
昭和40年代から紀伊半島は関西電力・中部電力によって、
建設計画のラッシュ(関電だけでたしか5基)を迎えたが、
結果として一基の建設も成っていない。
何故だったのかは長くなるので別項に譲るとして、
伊勢から約40キロ南へ下った大紀町の
通称「芦浜」地区に計画された「芦浜原発」は2000年に白紙撤回。
この白紙撤回に至るまでは、「芦浜産直出荷組合」阪口さんらの闘いがあった。
この闘いを京都から応援すべく、長年に及ぶ干物の共同購入の歴史。
今週にお配りする注文書で企画していますので、一部ではありますが、
写真をご覧のうえ、ご購入の一助として下されば幸いです。
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谷口光里さん?それ誰?と思われるかもしれませんが、南丹日吉のベテラン生産者・谷口成生さんの娘さんです。トウモロコシ、栗など、これまでセンターでの供給が途絶えていた品目に果敢にチャレンジしてくれています。味も素晴らしく今後に期待の新星です。
]]>JUGEMテーマ:オーガニック農産物
今年、十数年ぶりに作付けを再開した「無農薬ラッキョウ」
当時はたしか桜井さん(栗東市)でしたが、今年は会の農場「この指とまれ農場」(伊賀市)。
まだ一年ものなので大粒ですが、ともあれセンターで漬けてみました。
お酢が浸透して良い色になったので、お昼に瓶から出してみます。
続けて、同じく今年から企画した変わり種ジャガイモ「シャドークィーン」をコロッケに。
紅色系のジャガイモには他に「赤ジャガイモ」がありますが、
このシャドークィーンは皮も中身も紫色。
男爵の「白」、赤ジャガイモの「ピンク」、シャドークィーンの「紫」と、
三色ポテトサラダなんてどうでしょうか?
長雨で根菜類もじりじりと値を上げて、給食のカレーがピンチだという報道も。
安全農産供給センターにはまだ在庫がありますので、ぜひご注文下さい。
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JUGEMテーマ:オーガニック
今年の春に精華町のKさんちに置いてきた、
「自給卵」の「初玉」(若鶏のたまご)から生まれた鶏。
その鶏さん=「コウちゃん」がついに卵を産みました。
4月9日の誕生から5か月弱ですから早い方かも。
つまりお母さんになりヒヨコから卒業。
この連載ブログのタイトルもそろそろ変えないと(笑)
8月25日(水)に1つめを産卵。
掘りごたつの中に潜り込んで産卵したので誰も気づかず。
その「初玉」はコウちゃんがつついて食べてしまったそうな。
ネットで見ると鶏の産卵環境が整っていない時に喰っちまうんだと。
巣箱が無いと産んだ時に割れてしまう。
たしかヒヨコの時に黄身をあげていたことがあったので、味を覚えていたのだろう。
なのでKさんには「とりあえず巣箱を作ってあげたら」とお願い。
「この指とまれ農場」(伊賀)から届いた卵からヒヨコが生まれ、
さらに成長して「お母さん」になる。
照れる言い方だが、「イノチ」が受け継がれていく。
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JUGEMテーマ:オーガニック農産物
今週のおすすめです。題して「ジャガイモFestival」です。
昨シーズンは生産者の高齢化や不作などで、
気が付けば会生産者のジャガイモが殆ど無くなっていました。
これはいかんと、作付け担当者が積極的に生産者に働きかけ、
若手生産者をはじめとして作付け量も大幅にアップ!
変わり種のジャガイモもあります。ではご覧あれ。
その壱 普通のジャガイモ(男爵や北あかり)
男爵は桜井さん(栗東市)、北あかりは橋本浩二さん(南丹園部)
その弐 メークイン
メークインは「この指とまれ農場」(伊賀市)の専売特許
その参 赤ジャガイモ(アンデスレッド)
これも「この指とまれ農場」からの出荷です。
その肆 シャドークィーン
そして変わり種ジャガイモの代表格「シャドークイーン」、
土つきでお届けするので分かりにくいが、
洗うと写真のように紫色の皮が姿をのぞかせます。
特にシャドークイーンは中も紫色。
ポテトサラダにするとビックリするかも。
今回はセール価格ですので、まだ食べていない方は試しにご注文下さい。
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JUGEMテーマ:オーガニック農産物
今年もスイカは不調のようです。7月末から欠品が続いており申し訳ございません。
かつては波のように出てきた無農薬スイカも、生産者の多くが高齢化、鬼籍に入られ、気が付けば僅か2人に…。
今年から会の農場「この指とまれ」にも作付けをお願いしました。これで3か所
しかし玉が大きくならない…。おまけにアライグマの食害も。
小さいまま熟してきましたので、今週から3巡目の供給に充てています。
2号から3号くらいの大きさです。小さいので甘みはさほどありませんが、水分をたっぷり含んでいます。
今週の注文書でも「スイカ」の文字が躍っており、盛夏とあってかなりの注文が出ています。
とはいえ、すでに先人のおふたりのスイカは終わり、あとは「この指」だけ。
お盆までに少しでも大きくなってくれることを願っています。
]]>品番76 九分づき麹・小(生で1キロ相当)991円、同じく品番77・大(5キロ相当)4,841円。
これを使って「飲む点滴」と言われる甘酒を作ってみました。それも「麹100%」で。
よくあるレシピではご飯と米麹を合わせて作りますが、家に乾燥麹がたくさんあるので、
麹だけで作ってみました。
?使う分だけ米麹を炊飯器にあけて、粒をほぐす。大体カップ一杯で500ccくらい出来るようです。
?やかんでお湯を沸かす。水を加えて60〜65℃くらいに調整。
?指を寝かせて1〜2本くらいの深さに?の炊飯器に注ぐ。
?たぶん10℃くらい温度が下がって55℃、この温度を保つ。
炊飯器を「保温モード」でスイッチオン!
?クッキング温度計で温度チェック。蓋を閉めると温度が上がり過ぎるので、
写真のようにガムテープで蓋が半開きの状態を保って外気を入れる。
?この温度を保ち、時々かき混ぜながら8時間くらい保温する。噛んでみて芯が無くなったらできあがり。
成功すれば甘酒のにおいが炊飯器の中に満ちるはず。
※空気に触れた個所が少し茶色くなってくるが、かき混ぜることで色が均等になる。
?冷めたら適当な容器に移し替えて冷蔵庫へ。今回は水分をケチったかスライム状になった。
あまり粘度が高いと使いにくいので、水を加えて好みの濃度に調整。
私は「粒々感」が嫌なのでミキサーにかけて完全な液体にしました。
これを毎晩、炭酸で割って飲みます。発酵飲料ですからカルピスみたいな味。
「焼酎の甘酒割り」、「ヨーグルトと甘酒スムージー」など様々な活用が。
あまり甘ったるいのは好きではないので、センターでも売っている「ゆず果汁」など、
かんきつ系の液体をちょびっとだけ入れてやると飲みやすい。
夏バテ防止に甘酒。かき氷にかけてもグー。注文書を出した後でも、お電話で今週中にお申し出くださればOK。
JUGEMテーマ:小さなくらしと小さな手づくり
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JUGEMテーマ:オーガニック農産物
4月にこの世に生をうけてから間もなく4ヶ月になる「コウちゃん」、羽根も生え替わり、すっかり成鶏らしくなりました。
6か月齢ぐらいから卵を産み始めますから、人間で言うと成人する前の段階(中学生くらい?)でしょうか。
気になる性別ですが、「トサカが無いから多分女の子でしょうねー」と育ての親のKさんご一家。
男の子なら早朝から「鬨の声」をあげるだろうから、近所迷惑にならないかドキドキしてました。
しかし女の子でも時々、羽根をいっぱいに広げて「ケーッェェェェ!!」と大声で鳴くときがあって、家族はビビるとか。
すでに庭のハーブ類は全て彼女(コウちゃんと言います)に喰い尽くされ、それでも庭の石をつまんでいたら、
固い石にくちばしの先が当たって、ごらんのとおり先端が欠けてしまいました。(下の写真)
初めて見るニワトリの「ドアップ写真」−擬人化したらモヒカン頭のヤバそうな奴になるのかも。怖い!
まだまだ大きくなる「コウちゃん」−長生きしてくださいね。
]]>JUGEMテーマ:オーガニック農産物
梅雨が明けてトマトが続々とセンターに入ってきました。週に3回の入荷、ひょっとしたらまだ増えるかも。
パック野菜を取ってくれている方だけでは食べきれない。「別注文」でしばらく企画を入れますので、毎週の注文書で是非ともご注文下さい。少しでも在庫を新鮮なうちに皆さんにお届けしたいのです。
お電話やFAX、メールでの追加注文も承ります。Help me!!!
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その中の特別純米酒(上の写真、紺色のラベル)が、此度、遠くロンドンで行われたワインコンクールで金賞をとりました。
ワインコンクールとは何か?なぜ日本酒が出品できるのかと思われるでしょうが、詳細は以下をご覧ください(城陽酒造HPから)。
世界最大規模のワイン品評会「IWC(インターナショナルワインチャレンジ)」は毎年ロンドンで行われ、"世界でもっとも大きな影響力をもつ"といわれるワインのコンテストです。IWC SAKE部門の受賞酒は国内外で注目され、日本酒の海外進出における重要なイベントとしてその価値を高めています。 2021年のSAKE部門は「普通酒」「純米酒」「純米吟醸酒」「純米大吟醸酒」「本醸造酒」「吟醸酒」「大吟醸酒」「スパークリング」「古酒」の9カテゴリーに分けられ、それぞれの部でブラインドテイスティングによる審査が行われました。総数1,499銘柄が出品。そのうち103点がゴールドメダルに輝きました。
金賞はひとつの銘柄で占めるわけではないようですが、出品した蔵を見ると、伏見や灘の大手も名を連ねています。
こうした中で地酒「城陽」が抜きん出たのは素晴らしい。しかも京都の「幻の酒米」と呼ばれる酒米「祝」を使っています。これが「特別純米酒」に分類される所以です。
前述の南丹日吉の谷口さんは、今年から酒米は山田錦から「祝」に切り替えられました(以下、写真)。ということは「自然酔」もこれを使う。ますますパワーアップするセンター扱いの純米酒。
おりしも来週回収の注文書081にて、金賞受賞のこの銘柄(品番186、4510)を扱っています。無くなる前にぜひご注文ください。
]]>JUGEMテーマ:オーガニック農産物
今年もスイカのシーズンがやってきました。
梅雨明けこそまだですが、3か所あるスイカの産地では、少しずつスイカの玉が大きくなってきました。
スイカは近年は露地栽培では非常にリスクのある農産品。雨が長く続くとベト病や炭疽病などの病気でダメになります。
なので一般的なスイカ栽培ではハウス、そして殺菌剤も使用すると聞いています。
今年の産地は、上田誠宏さん(奈良県御所市)、黒澤喜一さん(丹波町)、今年から「この指とまれ農場」(三重県伊賀)の3か所。
昔は沢山おられ、売り切れなかったスイカを半分に切って行商にしたこともありましたが、ここ数年は欠品も出ていました。
かように貴重な無農薬スイカ、上田さんから出てきました。早速試食しました。甘くておいしいです。
「おいしいねー」、「甘いね」と女性スタッフの声が聞こえてきました。
早くも畑で病気が出ているので、来週の供給(お届け)はどこまで届けられる(多分足りない)か…。
とりあえず一番大きそうなものを計りに載せてみました。
扇風機の風でデジタルの数字が揺れ動くのはご愛敬。重い!7キロ越えです。
]]>夏野菜に新風が吹きました。新鋭の生産者、谷口光里さんのトウモロコシ。ジューシーで甘みが強い。かじるとプシッ!と音を立てて実の水分がほとばしります。
続くはお父上の谷口成生さんのナス。弾力感が段違いに良くて、油料理にするとよく染み通ります。
会で毎週月曜にお手伝い(援農と言います)をしている、橋本浩ニさんのトマト。中に入っている紙はまだ博さんのですが(笑)
桂川と由良川の源を擁する、京都の分水嶺こと丹波町の生産者の黒澤さん。他の生産者のものに比べて小ぶりなズッキーニです。
梅雨があければ真夏の太陽
JUGEMテーマ:オーガニック農産物
4月9日のご誕生からすでに2か月半が経過。前回のお知らせではヒヨコから若鶏に変身する過程で、羽根が生え代わっていく画像をお届けしました。
6月23日の供給(安全農産供給センターでは配達をこう呼びます)で、「コウちゃん」と名付けられた若鶏はすっかり羽根が生え代わり、身体も大きくなっていました。気になっていた性別ですが、どうも女の子のようです。10月ごろには初玉を産んでくれることでしょう。
食欲も旺盛で、ウンカやコバエなど飛ぶ虫を見つけては追いかけまわし、羽ばたいて捕食しています。外で駆けずり回って畑の幼虫も喰いつくし、お腹ぽんぽこりんでご帰宅。
iPhoneで動画を撮ろうとレンズを向けると、「何だろう?」とばかりに近寄ってきて、首を伸ばしてくる。
スマホをつつかれたらかなわん、とスマホをかばうと、私の軍手を突きにかかります。コワッ!
飼われているKさんちでは、会生産者の無農薬米をあげているのですが、ヒヨコの間は食べやすいようにブレンダーで粉砕していたのですが、若鶏となった現在、そのままの生米を食すようになりました。まあまあな量を一瞬で完食するという食べっぷり!
画像でも分かる通り、少しメタボ気味?な丸々した体格。悪さをするたびにお父ちゃんから「スープにしてやるぞ」と凄まれ、あまり太ると本当にスープにされかねないので、近日中に会生産者の養鶏のレシピで「適正化」を図ることになりました(笑笑)
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その枠を有効に活用すべく、「使い捨て時代を考える会」の理事会と共同で、久しぶりに「畑周り」の決行!
5つある生産地のうち、最北限に位置する南丹市は胡麻地区(旧日吉町)にスタッフ3人と理事一人が派遣されました。
こちらは稲作生産者再北限?、黒澤さんの田んぼ。右端の麦わら帽子を被った方が黒澤さんです。
そして今や全国レベルのブランド品にもなりましたが、丹波黒豆の無農薬栽培バージョンの秋に向けての準備。
これからも畑の情報を皆さんにお伝えしていきます。
]]>生食だとなかなか在庫が捌けないので、火を通して一気に片付けましょう。
?サラダ菜とイカの炒め物
冷凍庫にキープしていたシーフードミックスと適当なキノコを胡麻油で炒めます。一口大にちぎったサラダ菜を加えて、醤油とみりん、甜菜糖で味をつけ、片栗粉ですとろみをつけます。
?ルッコラのスープ
別所蒲鉾の練製品とコンソメ、生姜のすったものにカレーペースト。小麦粉で少しトロミを付けて、火を止める直前に一口大に切ったルッコラを入れる。シャキシャキ感を残すのがコツ。
来週もサラダ系野菜は続きます。火を通せば1束一気に無くなるのでお試しあれ。
]]>JUGEMテーマ:野菜で健康生活
安全農産供給センターから歩いて行けるくらいの距離のところにお住いの、「山田ファーム」山田耕一さんが野菜を持って来てくださいました。玉レタスに水菜、小松菜、ほうれんそう、変わったところでは「ケール」も。
イケメン系の生産者、山田耕一さん。京野菜の名手、豪男さんに教わりながら6代目として日々研鑽に勤しんでいます
今回は小カブがメインで、通常の白いカブ、紅白の「雪あやめ」、そしてこの写真にある「黄金カブ」と色とりどりのバリエーション。これは「黄金カブ」。
黄金というよりは黄色い表皮の「黄金カブ」−料理写真の下に写っている柿のスライスのようなものがそれ。
黄かぶは、西洋カブの1種で代表的なものはヨーロッパを中心に栽培されているため、国内の一般市場にはほぼ出回っていません。しかし近年の西洋野菜の人気の高まりから、黄かぶも家庭菜園を中心に栽培される方が増えています。
試食用に調理してくれたナサ姉御によると、オリーブオイルと塩コショウで炒めただけ。
春先の冬カブに起こりがちな、皮が厚くなり「す」が入る現象もなく、やわらかくて甘い。
真ん中の緑色は「ケール」、一時期は青汁の材料として名をはせましたが、現在は品種改良が進んで、菜花と同じように炒め物にも使えます。
数が少ないので供給コースにて行商販売で対応しています。
サラダ系の野菜が多い只今のシーズンですが、パック野菜には殆ど小カブは入らないのでぜひ供給時に担当専従にお声をかけて下さい。
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JUGEMテーマ:オーガニック農産物
4月9日にこの世に生を受けた、国産飼料100%の鶏「自給卵」のヒヨコ「コウちゃん」。
谷口さんの玄米を食べて早くも換羽期を迎え、次第に幼少期の面影も薄れつつあります。
白と茶色の羽が入り混じる今の姿と、生まれて間もないころの動画の対比をご覧ください。
まずはヒヨコ期
続けて、生後1か月の現在の姿
成長はまだまだ続きます。精華町のK家で「朝の刻声」をあげる日も近い。
閑静な住宅街ゆえ、防音対策が早晩、必要になるかも(苦笑)。
]]>収穫に手間のかかる豆は、稲作で忙しいこの時期、生産者からは敬遠され次第に作付けが減りつつあります。
現在、豆のシェアはほとんど、会のコルホーズならぬ「この指とまれ農場」頼み。
ようやくキヌサヤ程度にまでサヤが膨らんで来ました。詳しくは以下のリンクをご覧ください。
]]>JUGEMテーマ:オーガニック農産物
伊賀の「この指とまれ農場」から某専従職員によって、精華町のノブ君のもとにお輿入れ?」された自給卵。
その卵から三度目の正直にして、可愛いひよこの「コウちゃん」が生まれたのは既報のとおり。
今回はそのコウちゃんの成長度合いをお届けしましょう。
K家の愛情を一身にまとってスクスクと育ち、マイホームまで与えられたりという厚遇ぶり。
誕生から2週間を経過し、ふんわりした姿から、写真のとおり精悍な顔立ちになり、鳥類のそれに近づきました。
段ボールの中にもみ殻を敷き詰めたコウちゃんの家
羽根も固く、しっかりしたものに成長し、移動手段に「飛ぶ」ということを覚え、すばしっこくなりました。
Kさんの家庭菜園でとれた白菜についている、チョウの卵を嬉しそうについばむようになり、動物性たんぱく質の味を覚えたようです。
草はもちろんタオルの毛玉までついばむ
話は変わりますが、映画「ジュラシックパーク」に出てくる、肉食恐竜のラプトルの子孫は鳥類に昇華したという説がある。
すらりと伸びたコウちゃんの脚を見ると、さもありなんと思ってしまいました。
そのうち巨大化したらどうしよう(笑)
そろそろ性別が分かる頃なので判明次第、またアップしますね
]]>JUGEMテーマ:オーガニック農産物
会員の皆さんから出された「空き瓶」のその後です。
イゲタ醤油の瓶は製造元の井上本店さん、リンゴジュースの瓶は洗びん業者の吉川商店(伏見区)さんが、それぞれ引き取りに来てくださいます。リンゴジュースとミカンジュースは専用のリユース瓶で、会員さんにデポジットとして50円をお返しします。
しばらく回収がなかったので、瓶置き場になっているセンター社屋サイドのスペースも相当に瓶が溜まっています。
専従2名と吉川商店の社員の方2名、合計4名で瓶を次々とトラックに積み込む。中にはキャップが無くなっていて、雨水が瓶の中に入り込んでズッシリと重い。「空き瓶にはキャップを付けてお出しください」と皆さんにお願いしているのはこのためです(瓶の口の欠けをも防止する)。
積み込みが終わりました。壮観です。
国内で流通している「リユース瓶」のHPはこちら
空き瓶が無くなってすっきりした個所を掃除しています。
]]>JUGEMテーマ:オーガニック農産物
使い捨て時代を考える会の農場である「この指とまれ農場」には、3種類の鶏さんがいます。
自給卵は「もみじ」、肉鶏という名前で注文を取っている鶏は「名古屋コーチン」、「岡崎おうはん」。
岡崎おうはんの卵をゆで卵にしたら、「黄身が2個ある!」と嫁の声。
非常に珍しいので、子供たちに喰われる前に記録に残しました。
排卵の周期が安定しないことにより、時々1個の玉子の中に黄身が2個入ってしまうのだそうです。
こうした現象がたまにあることは聞いていましたが、ネットでは商品化されていることを初めて知りました。
若い鶏の産む玉子は一般的に小さめなので、特に大きいものは、ほとんど二黄卵なんだそうです
「二黄卵」という名前で検索すると、本当に販売サイトがヒット!
たまに供給の時に「黄身が2個入ってたわよ」と言われ、中には「気持ち悪いから捨てた」という残念なお声もありますが、
生き物として当たり前の現象ですので、「わあ!ラッキー!!」ぐらいに思って頂ければ幸いです。
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JUGEMテーマ:オーガニック農産物
皆さまに重大なお知らせがあります!
NPO法人「使い捨て時代を考える会」の農場、「この指とまれ」の平飼い鶏舎を巣立った卵の中からヒヨコさんが!
その名も「コウちゃん」、会員さんのお孫さんが三度目のチャレンジでふ化させました。
これからコウちゃんの育ての親になる、ノブ君は小学校5年生。
カマキリ、メダカ、カブトムシ、クワガタ…、いろんな生き物を連れてきて学習中。
生き物への関心は留まるところを知らず、ついに「鶏を飼いたい」と宣言!
小学校の研修で藤森の「青少年科学センター」にある、ふ卵器の中でヒヨコが生まれる様を見て一念発起!
ノブ君と仲良しのパパが、「よっしゃー!」とばかり、ネットで8千円近くもするふ卵器を買った!
よくぞママ(アキコさん)が許してくれたね(驚)
最初はウズラの卵でチャレンジしていたらしいが、なかなか上手くいかなかったか、私にお鉢が回ってきた。
私「それなら“自給卵”はどうだ!?」
アキコさん「いつものセンターの卵とは違うんですか!?」
↑ 赤いシールが自給卵の証
私「“この指”の卵はですな、有名な松田のマヨネーズの原料にもするから有精卵でないといけないのですよ」
アキコさん「それならヒヨコさんが生まれるかもねー、持って来てください」
まず1回目に持って行ったのは、「Lサイズ」自給卵、少しお歳を召した鶏さんのもの。
→待てど暮らせどふ化しませんでした。
2回目、今度は「Mサイズ」自給卵。いいところまで行った(ある程度形になった)が孵らず。
アキコさん「途中まで育ってそうだったんだけどね、ダメでした」
〃 「でも6個中4個はいい線まで行きましたよ」
鶏舎には「男の子」は5羽しかいないらしいのですが、これだけ確率高いなら「この指」の鶏舎の鶏たちは精力満々なようで…(下ネタですみません)。
↑ この指農場で自給卵の採卵の様子
ここで「この指」鶏舎の鈴木栄さん登場〜「小さい卵ほど孵化しやすいみたいよ」
3回目、鈴木さんの助言を思い出して、「Sサイズ」いわゆる「初玉」を持って行く。
アキコさん「24日目にして生まれました!」
ということで三度目の正直、伊賀にルーツを発するヒヨコさんが誕生。「コウちゃん」と命名。
時に4月9日(金)0:48、3月17日に供給でお届けしてから3週間弱。
ノブ君「飼育日記つける」 ということで続編を乞うご期待。
コウちゃんは、会と「この指農場」のアイドルになるかも?
]]>JUGEMテーマ:脱原発
今日も風が強い。そして澄み渡る青空、眩しいばかりの春の陽光。
京田辺から精華町への供給。10年前の「あの日」もこんな天気でした。
業務の多忙の中に埋もれて忘れてしまいがちな「あの日」、早いもので10年。
福島入りして最初に訪れた二本松市の青々とした稲穂、この年、農家の提携先は大幅に減少したと聞く
今日のコースは東日本から移ってこられた方が何人かおられます。
「あの日」の後、それぞれのお住まいの庭に停まっていたお車のナンバーも東日本。
10年という歳月の中で、1台、また1台と「京都」ナンバーに車もろとも変わっていった。
初めてお会いした時、いつも暗い顔だったAさん。声をかけても言葉少なで、どう接したらいいのか分からなかったことがあった。
ご家族で始めたお仕事が、軌道に乗るようになったのか、数年後にニコッと笑ってくれて少し嬉しくなったことを覚えている。
2011年3月11日
この日は金曜日。当時は上京区の担当であり、狭い路地を2トン車で走り抜ける故、京都でもあった揺れにも気付かず、
安全農産供給センターに戻ってから、今は生産者になった湯浅拓さんから「なんか津波も来ているみたいですよ」と言われ、
ようやく何か重大なことが起こったと知る。
おりしもこの日、初めて入会してくれたHさんの豆腐を渡すのを忘れ、再びバイクで上京区へとんぼ返り。
帰路に就こうとしたとき、府庁前からおびただしい数の警察車両が隊列をなして南下していく。
おそらく京都南インターから関東へ向かったのだろう。
その夜に見たニュースでは、空から撮った津波の映像ばかりで、緊迫感には乏しかったような気がする。
空気が変わったのは、東京都心にいる姪がまだ勤務先から戻っておらず、携帯電話もつながらない、連絡がとれないと、千葉の義姉との半ばパニックになった電話のやり取り。テレビの画面には渋谷駅周辺の道路にあふれた徒歩での帰宅者。
そして家族が寝静まった深夜、テレビを点けると、テロップで「海岸の確認に行った警察官が数人の遺体を発見」、「木に遺体らしきものがひっかかっている模様」と流れるのを見て、一気に眠気が吹き飛んだ。
津波で全てが押し流された南相馬市
その夜からである、福島の原発に「なにか」異変が起こったらしい、と「控えめに」報じられるようになったのは。
数日後にはもはや控えめどころか、全世界を巻き込んでの大騒ぎになったのは皆さんの知るところ。
2011年8月28日、震災から5か月を経過した暑い日、福島県飯舘村を訪れた。
東北地方ゆえ、ひと足早い秋の気配か、夜は涼しく日中は風もカラッとしていた。
この日も澄み渡るような青空、その下には耕す人がいなくなり、休耕田のごとく荒れ果てた田畑。
僅か5か月でここまで草が茂った飯舘村の田畑
人の居なくなった地はこんなにも原野に戻るのが早いのかと驚き、人類が滅びた後の地球はおそらくこのようになるのだろうと思いを巡らせた。人の営みの儚さを身で感じた訪問である。
海岸部は津波で何もかもが押し流され、かろうじて残った家屋も柱だけの無残な姿になってしまいました。
波浪から田畑を守るはずの堤防も、津波の暴力的な破壊力の前に河口部のそれは基礎ごと押し流されている。
辛うじて津波に耐えた家も中は空っぽに
「3.11」直前、会員さんとの会話では「津波さえなければねえ」というお声をよく聞いた。
ともすれば原発事故がクローズアップされがちだが、亡くなった方々は圧倒的に津波の犠牲者が多い。
今、この田畑には福島第一から出た放射性物質を溜めたフレコンバッグが並んでいると聞く。
津波に流されて、今も家族のもとに帰れない行方不明の皆さん、そして原発事故で故郷に戻れなくなった皆さん。
国道6号線を南下したが福島第一原発手前で行く手を阻まれる
「3.11」から10年。風化していると言われるあの日だが、「あの日」は再び、いや何度か巡ってくるのではと言われる。
相次ぐ群発地震、そして2月13日の福島県沖地震はもう少し震源が浅ければ大津波になっていたと聞く。
二本松市の学校の庭に積み上げられた除染土
「あの日」は終わったのではない、この地震列島に住む我々が等しく迎える可能性のある「これからの日」だ。
10年目を迎えた今日、この日、亡くなられた皆様に哀悼の意を表すと共に、来る日に少しでも備えるべく気持ちを新たにしたいと思います。
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JUGEMテーマ:おいしいお肉
安全農産供給センターの卵を産んでくれる鶏さんたちは、1年半を経過したらお肉になります。
彼女らを栗東市の平飼い鶏舎から京都市内の肉屋さんに移送する任務を仰せつかりました。
移送中に彼女らがパニックにならないよう、夜目がきかない夜間に移送します。
太陽が稜線に沈むころ、栗東市の桜井さんちの鶏舎にトラックを横づけ。カゴに入れて載せます。
1年半とはいえ、ヒヨコから手塩にかけて育てた桜井さんご夫妻も言葉少なめ。
この日は90羽。3月9日から皆さんにお届けする鶏ミンチに姿を変えます。
一般のミンチに比べて少し歯ごたえがありますが、安全安心なエサを食べ、
鶏舎の中で走り回った彼女らのお肉はいいダシが出ると評判です。
西の空にほのかに残照が見える中、名神高速道路を走り、肉屋さんに到着。
誰もいない暗い倉庫にカゴを下ろします。覚悟を決めたのか大人しい。
鶏ミンチを注文してくれた皆さん、彼女らの功績に想いを馳せて、「頂きます、ありがとう」と手を合わせてやってください。
]]>
ラベルのデザインは、「サトちゃん肉まん」でおなじみの榎本さんの手になるもの。
前シーズンはすぐに完売してもうしわけなかったのですが、600個用意致しました。近日中にデビュー❗
通常の供給ルートの会員さんが、1100名なのですぐには売り切れませんが、様々なルートでも販売を致しますので、売り切れにご注意下さい。注文書で見たらすぐにポチッと😅
使い方ですが、鍋はもちろん、焼肉に納豆に、茹で野菜につける。ウチの娘はハマってます(未成年ですが)。
]]>調味料と水は先に混ぜておきます。
ちなみに「八方だし」はセンター扱いの井上本店イゲタ薄口醤油に
だしが加わっているのでお手軽。
全部割り入れてよ〜く混ぜます。それから前述の調味料入れてさらに混ぜる。
卵焼き器に油を馴染ませて最初は強火で。おたま一杯分の卵液を流し入れて薄く広げる。縁が固まったら奥から手前に巻く。
巻き終えたら卵焼き器の奥に寄せてまた卵液を同様に流し入れ(1回目のロールの下にも流し込む)、縁が固まったら1回目に巻いたものを芯にする感じで再び巻く。この作業の繰り返し。全部で4回。
ということで出来たが、プロの作ったフワフワだし巻きには程遠い。焦げてますねー(汗)。味は一応、だし巻きですが。
粗熱がとれたら好みの長さにカットして大根おろしを載せて終わり。
敗因
●ずっと強火でやり過ぎ
●もっとしっかりかき混ぜなかったから白身の層が残ってる
●巻くのにモタモタし過ぎ
また再チャレンジしてみます(笑)
外から飛来してくる害虫は、寒冷紗や防虫ネットなどである程度は防げるのですが、土の中にいるのは土ごと消毒して卵から根絶するしかない。
通常は土壌用の殺虫剤を使うらしいですが、誠宏さんから教えて頂いたのは、酷暑期に透明のマルチを張って太陽の熱で殺虫する方法。あとはバーナーで土を焼いてしまう。
そんな会話をしている中、辻本さんが来られました。カリンをご覧ください。
さてこれから天理市に椎茸を取りに行きます。集荷は続く。急いで戻って自分のデスクワークもしないと…。
代表理事の山?典子です!理事会広報チームとしての和歌山は根来の西 歩さん&愛美さんご夫妻を訪ねました。専従の渡辺さんと会員4名で2020.7.13訪ねました。
あゆみ農園さんは、センター生産者として10年。西愛美さんは、会の事務局を担って下さっていた方でもあります。西歩さんは、IT会社を経て新規就農されました。ハウス温度や日射量をIT管理することで、省力化営農されていることが2018年12月に読売新聞に掲載されました。
センターへはズッキーニ、パプリカ、オレンジカリフラワーを出荷されています。大阪のイタリアンレストランも西さんのお野菜御用達、ゆえにこんなお野菜たちも育てておられます。じゃがいも「アンデスレッド」・チーマディラーパ・カーボロネロ(冬の菜っ葉)・秋まきスナップエンドウ、人参。
ハウスの中を見せてもらいました。ハウスは2棟、中では若いお母さん達(パートさん)が作業中でした。ハウスの中では160センチほど背丈のパプリカが育っていました。ズッキーニもグリーン・黄色2色出荷されていますが、パプリカも赤と黄色と2色を作っておられます。
1棟に4000本のパプリカが並んでいる姿は壮観です。葉っぱが大きくて、立派!食べられそうですがこれは、食べられないそう・・・。これからまだ育つとのことで、3メートルほどになるので上からリールを使って釣るカタチで支えられていました(写真に〇を付けています))。
このパプリカは7品種植えられたとのこと。種から育てられた実生の苗は4月末に定植されました。接ぎ木の苗は3月10日に定植されました。ところが実生の方が早く育ったそうです。トマトと同じ時期のようではありますが、トマトより出荷は遅くなるそうで気が長いヒト向きの野菜?だそうです。
「パプリカは甘いため、虫がつきやすく3年間はアブラムシ駆除のため、低農薬で栽培していたが、今年は、コレマンアブラバチというアブラムシの天敵を導入することで、農薬を使わなくて済むようになりました。」とのこと。アザミウマの天敵となる虫(タバコカスミカナ)が、よく育つ花木もハウス内にうえられていました。
10月末まではパプリカの出荷が続き、8月末からは人参・ブロッコリー・カリフラワーの種まきだそうです。ブロッコリー・カリフラワーはアンケートでも多くの方々が、「もっと増やしてほしい」という声を寄せておられました。是非今年もたくさん出荷下さい、とお伝えしてきました。
出荷できないパプリカをいただいてしまいました。カット野菜・スープ化の実験に使うことになりました。
パプリカはカットして冷凍保存可能なのです。大きい最初のものが特に美味しいそうです。
貴重な時間を割いて、お話し下さったあゆみ農園のお二人に感謝します。ありがとうございました。
JUGEMテーマ:オーガニック農産物
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でもセンター扱いのそれは蚊を殺すためのものではなく、「蚊除り(かやり)線香」なんです。
「そんなの役にたたねーじゃん!」と言わんでください。
一般的な蚊を殺す蚊取り線香には殺虫剤でもよく知られる合成アレスリンが含まれている。
閉め切った部屋でこれをバンバンたくのは自分も殺虫剤で燻蒸されているようなもの。
目が痛くなってきます。
安全農産供給センター扱いの「りんねしゃ」の線香は「蚊が死なないけど忌避効果がある」、
ハーブや除虫菊から抽出した成分を使っています。
アニマルウェルフェアではないけど、地球の生き物のひとつの蚊に優しい?なら人間にも功徳が戻ってくるでしょう。
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新商品の「い草の枕」のサンプルを頂きました。そのい草の香りに心が動かされ、試しに使ってみたところもう少し高さが欲しいなと思いました。
幸い、中の素材はい草のロールが丸められメッシュの筒に収められているだけなので、ロールの間にウレタンなど挟めば高さが上がるのではと気づき、手近にあったA4の紙の束で試したところドンピシャ!おすすめ商品です。
初めての試みでiPhoneで撮った動画をYouTubeにアップしてみました。
実演している人物はいま一つですが、ご購入の一助になれば幸いです。
6月2日から6日まで注文書を配ります。お届けは6月30日から。
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